日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.9.14  No.1281
日本共産党新座市委員会
後期高齢者医療保険料
保険料軽減は35%の方だけ
 自民、公明党は後期高齢者医療制度に対する国民の強い批判を受け、さらなる「手直し」をうちだし、『保険料変更通知』が新座市でも対象者に先月郵送されました。

 保険料軽減は、「年金収入が80万円以下の低所得の方は均等割4万2530円の7割軽減を更に8・5割軽減にする」「年金211万円以下の方は所得割を半額にする」等です。

 厚生常任委員会で共産党議員は、「軽減対象者は何人か」と質問。

 高齢者福祉課長は「75歳以上の方は9757人ですが、均等割軽減は2740人、所得割軽減は606人、両方軽減は111人」と答えました。

 つまり、軽減された方は合計3457人(35%)で、大多数の6割以上の方はそのままの保険料であることが分かりました。

 『保険料変更通知』は、保険料を直接納付された方、一年分前納された方など、それぞれに分けて説明文をつけて郵送。クルクル変わる国の政策に振り回され苦労するのは現場職員です。

 後期高齢者医療制度は、四月に年金天引きが始まると全国で怒りが沸騰。政府がいくら手直しをしても「75歳から別立ての保険にして、保険料徴収や差別医療をおこなう」という制度の根本の変更はなく、こんな悪法は廃止しかありません。
市民からの問い合わせ 1日200件
後期高齢者医療制度に怒り沸騰
工藤薫議員
工藤薫議員

 工藤議員(共産)は「保険料が通知されてから市民からの問い合わせ件数はどうか」と質問。

 高齢者福祉課長は「7月14日に納付通知を出してから一日に約二百件の電話がかかった。ある一日は(多すぎて)電話交換手が集計不能。窓口に直接来られた方は70人」と答え、市民の疑問や怒りが強いことが分かりました。猛暑の中、市役所まで出向いた方も多く胸が痛みます。

国民の声で自公民を懲らしめよう
桜井はる子

 臨時国会を目前にして福田首相の突然の辞任。お祭り騒ぎの自民党総裁選!目に余ります。

 首相が変われば変わるのか、また政権交代で本当に国民の暮しを守る政治に変わるのでしょうか。

 「年金や医療の財源は消費税増税しかない」「自衛隊を派遣する恒久法を作る」と言っているのは、自民、公明だけではなく、民主党も同じです。財界やアメリカに平身低頭の政党では国民の暮しを守れません。

 「原油高騰や物価高を何とかして」「リストラを進める大企業へ減税なんておかしい」「後期高齢者医療制度を廃案に」「消費税増税なんてとんでもない。無駄な道路はもういらない」この国民の声に応え全力で頑張る決意です。

(桜井はる子衆院埼玉4区国政対策委員長)

車通行による振動を解消
市道21−57号線が全面舗装
小野大輔議員
小野大輔議員

 県営新座野火止北団地から神明神社までの道路(市道21−57号線)310メートルの補修工事費が9月補正予算に計上されました。

 この道路は車の通行で振動が激しく地域の方々は「ひどい時は震度3より揺れる」と証言。

 小野大輔議員は保坂フミ子元議員とともに、道路両側の住民全員から署名を集めて市に改善を要望。6月議会では一般質問でも取り上げ、しっかり調査した上で補修工事をするよう求めていました。

 補修工事費は500万円。全面5センチのアスファルト舗装に打ち替え、振動の原因である道路の継ぎ目を無くし揺れを抑えるものです。来年三月までに補修されます。

地域経済活性化のためにも「住宅リフォーム助成制度」を
朝霞市では28倍の波及効果
小鹿伸衛議員
小鹿伸衛議員

 市内一、二の大手会社が相次いで廃業するなど、不況は深刻です。

 日本共産党は地域経済の活性化のため「住宅リフォーム助成制度」をくり返し提案しています。住宅をリフォームする市民に工事を市内の工務店が請負うのを条件に工事費の5%(限度額10万円)を補助するという制度です。

 お隣の朝霞市では,この制度を使い、06年度は826万円の予算で総工事費は2億3517万円。07年度は737万円の予算でしたが市民の要望が多く予備費も使って863万円の予算額で、総工事費は2億4132万円と、28倍もの波及効果があり、37事業所に仕事が生まれるという実績があることが分かりました。

 市民にも工務店にも歓迎される助成制度を今こそ実現しようではありませんか。小鹿議員が13日の土曜議会で市長に求めます。

「住宅リフォーム助成制度」近隣ではすでに実施
平成19年度業者指名状況など一覧(一般競争入札を除く)
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