日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.5.4  No.1263
日本共産党新座市委員会
"これでいいのか新座市政"
徹底討論集会開かれる《新座革新懇談会主催》
 4月27日、″徹底討論・これでよいのか新座市政″の集会が東北コミセンで開かれ市内の主な労組、民主団体代表など42名が参加しました。

 新座革新懇談会の市瀬代表世話人から「来る7月13日投票の市長選挙で市民いじめの須田市政をこのまま許してよいのか皆さんに検証してもらいたい」と呼びかけの主旨が述べられ、早速各団体から意見が出されました。

 「公共事業での賃金保障を求める公契約制度を」(土建)、「市民一人当たりの職員数は194人に一人。市町村平均154人を上回り多忙を極めている」(市職組)、「敬老祝い金70歳からの復活をめざす」(年金者組合)、「滞納者の生活状況をつかみ減免を奨めるべきだ」(民商)、「公民館有料化で11万5千円負担増になった」(新婦人)、「市民生活が厳しいのに大型事業を見直さず3年連続の市民サービスカットが行われた」(共産党)などの報告。16年間、自民・公明の構造改革を受け入れ、市民に負担増、福祉切捨てを押し付けてきた実態がこもごも報告されました。

 続いて「明るい会」から市長選挙に向けて活動を再開し、政策の検討と候補者選考に着手していると報告されました。

 また「須田市長は4月から始まった後期高齢者医療制度の埼玉広域連合長として厚労省の方針そのままを押し付けている実態は許し難い」と告発。集会名で市民にアピールすることを申し合わせました。
徹底討論集会開かれる《新座革新懇談会主催》
市職員採用試験は公正か
「不採用撤回」の陳情を審議
 3月議会に野火止8丁目在住の方から「平成19年度新座市識員採用試験の調査及び不採用撤回に関する陳情書」が提出され総務常任委員会で審議されました。

 陳情者の主旨は以下の通りです。「新座市採用試験(大卒事務)を受験し、一次試験(筆記)の成績は172人中13位だったが、二次試験(面接)は71人中61位で総合51位で不合格となった。(最終合格者は33人)。筆記試験が教養100点、適性検査50点、論文100点の合計250点に対して面接は500点で倍もある。しかも面接は評価項目や判断基準が無く、面接官の勝手な判断で決まり縁故採用をしやすくしているのではないか。公正に試験が行われたかどうか徹底的に調査してほしい」との訴えです。

 笠原進市議は「試験が公正に行われ、採用者が決定されているかを判断する資料が必要だ。氏名を入れないで受験者の最高得点者からの得点分布を一覧表で提出してほしい。5人の面接官は誰か。面接試験の審査項目はないのか。採点表などの資料があれば提出してほしい」と求めました。

 市の執行部は「得点分布の一覧表は個人情報になるので公表できない。面接官は市長、副市長、総務部長、総務部次長、人事課長の5人で審査項目はなく、面接官の見識で点数をつけている。提出できる採点表はない」と答えました。

 審議の結果、継続審査となり、5月14日午前十時から再び審議することになりました。資料については県内他市の状況などを含め、研究して提出することになりました。
なごやかに公民館・コミセン祭り
 公民館、コミセン祭りが盛大に行われ、たくさんの人出でにぎわいました。

 4月19日20日は中央、栄、大和田、西堀・新堀、4月26日27日は野火止、栗原、畑中と公民館コミセン祭りが開催されました。

 野火止公民館では津軽三味線や胡弓の演奏、ハーモニカ、コーラス、合唱、詩吟、フォークやダンスの発表が次々に披露されていました。また、生花、絵画、書、和裁と日頃のサークル活動の成果を示した素晴らしい展示作品の数々。共産党市議団も鑑賞させていただきました。

(記・小鹿市議)
高齢者を脅かす西田県議のあいさつ
 新座市老人クラブ連合会総会で西田のり子県議(公明)は「日本は国民皆保険制度の国だ。しかし高齢者が増えるので新しい保険を作った。一割負担だ。そうでないと公的保険のないアメリカのように全額自己負担になる」というような挨拶をしたそうです。

 ところが4月から始まった後期高齢者医療制度は、80歳、90歳であろうとも保険料を払えなければ保険証取り上げを義務づけています。国民皆制度どころか貧乏人は早く死ねと言わんばかりの悪法。

 「老後の安心は自己責任で、民間保険で」というアメリカ型医療がそもそも政府、財界のねらいです。

 不要な高速道路や米軍への思いやり予算などムダ遣いを削減すれば、高齢者を苦しめる後期高齢者医療制度はまったく必要ありません。

 「年金天引きとはひどい」「受けられる医療も制限される」高齢者の悲鳴が自民、公明党は聞こえないのでしょうか。
〈平成20年度 商店街への補助金〉
商店街共同施設事業補助(ハード)、商店街活性化推進事業補助(ソフト)
 新座市の17の商店会への今年度の補助金は以下の通りです。地域経済活性化のため商店会へのしっかりとした補助が望まれます。

【平成20年度 商店街への補助金】を別ウィンドウで表示
正しいことはいつか多数派に
 NTTの50歳定年制に従わなかった見せしめに、群馬県高崎から志木営業所まで長距離通勤を強いられている女性が二人います。朝5時に出勤。ここで辞めたらお終いと頑張る姿に感服します。

 4月27日には「働きやすい職場に」と声を上げた労働者を村八分にし昇給昇格で差別した旧石川島播磨重工が40年の裁判を経て断罪されました。

 不当な権力に屈しない労働者たちの生き方を支えたのは何だったのでしょうか。家族や地域の理解と支援。そして正しいことはいつか必ず多数派になるという歴史への展望でしょうか。「ガソリン税も物価も上がるが仕方ない」と平然としている自民・公明政権を早く変えましょう。

(桜井はる子・衆院埼玉4区国政対策委員長)
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