日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.5.11  No.1264
日本共産党新座市委員会
平和で豊かな暮らしを
憲法9条守れ、後期高齢者医療制度は廃止を
第79回メーデー
第79回メーデー 勢揃いした日本共産党朝霞四市市議団15人 朝霞中央公園
=2008年5月1日
 若葉が繁り、風かおる朝霞中央公園において、第79回北足立南部地域メーデーが開催されました。

 当日は晴天に恵まれそよ風が吹き、絶好のメーデー日和でした。

 朝霞4市の各地から20の労働組合、民主団体から約400人の仲間たちが、貧困と戦争をなくし、平和で豊かな暮らしを求めて、様々な要求や願いを表したプラカードやデコレーションなどを持ちよりました。にぎやかな中にもそれぞれの団体の決意がみなぎったメーデーになりました。

 「平和憲法を守り、平和と公正な社会を作るため、連帯してたたかおう」とメーデー宣言を採択したあと、朝霞の目抜き通り約2キロをパレードしました。

 解散地点では出し物コンクールが行われ、新座の年金者組合のデコレーションが一等賞に輝きました。

(大和田・早川)
税率引き上げは県内16市のみ
国保税審議で新座市が虚偽の報告か
 3月議会で国民健康保険税を平均7・55%引き上げる条例案が審議されました。その時に市当局は「埼玉県内40市の中で値上げしないのは川越市、和光市など4市。税率を引き上げるのが22市、限度額のみ引き上げるのが7市。現段階で未定が7市」と説明していました。ところがこれは事実と違っていたことがわかりました。

 値上げせず現行のままの市が川越市、和光市、川口市、秩父市、入間市、鳩ヶ谷市、三郷市の7市。税率を引き上げたのは新座市を入れて16市だけで、半数以下でした。

加須市、八潮市、坂戸市などが税率引き下げ

 なんと税率を下げた市もあり、加須市は所得割、均等割、資産割の全てを引き下げました。八潮市も資産割の引き下げ、坂戸市も均等割の引き下げ、日高市も資産割の引き下げ、吉川市も所得割を引き下げています。

引き下げた市も「引き上げ」と報告

 問題なのは、新座市当局は加須、八潮、坂戸、日高の各市を引き下げではなく、引き上げの市と説明していることです。多くの市が引き上げるように見せかけるための虚偽の報告をしたのではないかという疑いが生じました。

 「後期高齢者医療制度のスタートなどで財政負担が増えるので、国保税の値上げは仕方ない」と新座市長は説明しましたが、県内でも多くの市が値上げしなかったこと、逆に値下げした市も数市あったことは重大です。

 日本共産党市議団の「財政負担は増えていない。値上げするな」との主張が正しかったことを裏付けているのではないでしょうか。「国保税値上げ」の検証に取組んでいきます。
定数1で共産党が勝利
4月27日 県議再選挙(西5区・上福岡)
定数1で共産党が勝利
当選後、上福岡駅で挨拶する(右から)山川すみえ新県議、塩川鉄也衆院議員 08.4.28

 定数1の県議再選挙(西5区・上福岡)で日本共産党前市議の山川すみえさんが自民、民主候補に競り勝って初当選しました。

 相次ぐ自民党県議の買収選挙で、清潔な政治を望む市民の良識の勝利です。後期高齢者医療制度などお年寄りを踏みつけにする政治への怒りがぶつけられました。

 総選挙の前哨戦として戦われた県議再選挙は小選挙区制でも奮闘如何で勝利できる展望を示しました。

 日本共産党は県議2議席となった力を生かし、さらに要求実現のために奮闘していきます。

(塩川鉄也・日本共産党衆院議員)

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