日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.4.27  No.1262
日本共産党新座市委員会
「なんとしてもやめさせて」
後期高齢者医療制度の撤回求める署名に市民の声
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める署名
「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める署名」は3時間で536筆の署名が集まりました。
=08. 4.17 平林寺半僧坊祭り

 「ああ これこれ これやらなくちゃ」と駆け寄って署名する方など4月17日、平林寺半僧坊祭りでの日本共産党の署名活動には多くの市民が協力して下さいました。4月から始まった『後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める署名』は3時間で536筆と多くが集まり、市民の怒りが結集されました。

 「十分な年金をもらっていませんからこれは困ります」「何とかしてやめさせて下さい」「天下りや道路財源でムダ遣いをしながら腹が立ってならない」等と口々に語りながらの署名で、ときには列を作って署名をする市民の姿が目立ちました。

家庭保育室 保育料補助が一万五千円まで
 工藤かおる議員は3月議会で「保育園に入れずに家庭保育室で保育している保護者は高い保育料に悩んでいる。保護者負担の軽減を」と一般質問しました。

 現在、市内12箇所、市外7箇所の家庭保育室を市民が利用していますが、無認可のため保育料は公立より高くなっています。

 工藤議員は「朝霞市は月額4万7千円を限度に保護者へ補助し公立保育園と同程度になるよう保護者の負担を軽減している。新座市の保育園への運営費補助は近隣市より力を入れているが、保護者の負担を朝霞市並にさらに拡充できないか」と提案しました。

 市長は現在1万円を補助しているが、所得に応じて一万、一万二千円、一万五千円と三段階にしていくと答弁しました。
75歳以上にも入浴助成券を交付せよ
日本共産党市議団が申し入れ
 75歳以上の方の後期高齢者医療制度が始まりました。年金天引きで保険料が徴収され、受けられる医療も制限される冷たい制度。医師会からも「医療費削減のためにお年寄りを差別する制度だ」(茨城県医師会)など、断固廃止を求める声が広がっています。

 先日ある市民の方から「国保年全課に入浴助成券(四百円・十枚綴り)をもらいに行ったところ、『貴方はもう国保ではありませんから』と言われて交付してもらえなかった。身体が痛む時だけ温泉に入りたいと思って利用してい ましたが千二百円では高い。四百円の割引券がなくなり悲しくなる」との訴えが市議団にありました。入浴施設と同時に保養施設の宿泊補助三千円も受けられなくなります。

 市議団は4月21日市長に「75歳以上の方に保養施設(入浴)の助成制度の維持を求める」要望書を提出しました。
老人福祉センターバス活用が最適
循環バス導入にむけて検討会が報告書
 平成7年11月1日から運行を始めたシャトルバスが昨年6月30日で廃止されました。栄・池田や西堀・新堀地域を中心に復活を求める市民が多く、署名活動を展開。日本共産党市議団も議会でくり返し循環バスの復活・充実を提案してきました。

 庁内に設置された新座市公共交通システム検討委員会が「本市の実情に即した新たな公共交通システムの必要性」を検討し、『検討結果報告書』を3月31日に市長に提出しました。今後、市民も含めた検討会で最終的な公共交通システムを決定することになります。

 『検討結果報告書は、1現在、社会福祉協議会がおこなっている老人福祉センター循環バスを活用するのが本市の実情に一番適している。2現行の運行ルートを変更せず、すべてのバス停留所で自由に乗り降りできる形式に変更。一日の運行本数を出来る限り増便して利便性を図るのが望ましい。として、A案、B案、C案、D案の4案を提示しました。

(下表参照)
新座市公共交通システム検討委員会における運行案
日本民族を守るのは金ではない
JA埼玉幹部と懇談
JA埼玉中央会と懇談
JA埼玉中央会と懇談しました。柳下県議、伊藤岳国会議員団事務所長らと

 「あと五年もすれば農家のやり手はいなくなる」JA埼玉中央会の島村義雄常務理事らは埼玉農業の実情を次々に語って下さいました。

 「このままだと自給率は下がる一方。日本民族を守るのは金ではない」「政府は大規模化が理想と言っているが、水の管理などは皆でやってきた。大規模農家だけでできるわけがない」

 農業を基幹産業と位置づける日本共産党の農業再生プランに共感の輪が広がっています。

(党北関東ブロック国政対策委員長・あやべ澄子)

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