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憲法第9条は民主政治の『源泉』 |
「つぼみ」の憲法を21世紀 開花させよう |
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1月26日、新座市民会館で北足立南部地区労主催の憲法学習会が開かれ、約百名の市民が参加しました。
立正大学教授・金子勝氏の「改憲問題と9条の価値−21世紀にますます輝く−」と題した講演は、特に憲法9条の重み、深さを改めて認識させられるものでした。
憲法第9条は「2度と戦争はしない」と世界に誓った戦後日本の出発点ですが、軍隊と戦争を放棄したことは国民の不満を武力で抑えることを放棄したことでもあり、初めて国民主権に基づく民主主義、基本的人権、地方自治が「手抜き」できなくなり徹底的に保障される。「民主政治の源泉だ」と解明されました。
つまり「第9条」のもとで初めて、他の国、民族と共生できる。「第9条」のもとで初めて子ども、老人、身障者、外国人等が「安心」して生きることができる。「第9条」のもとで初めて人間一人ひとりと文化は最高に発展できる。「第9条」は日本国憲法の「生命」であると同時に日本の「生命」「宝」であり、人類の「生命」「宝」であると語られたところが印象的でした。
日本国憲法はまだ「つぽみ」であり地域で職場で学園で業界で全面的に開花させる運動に取組みましょうとの呼びかけに感動しました。
(記・朝賀市議) |
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