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2008年 |
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[新座市政黒書と重点政策] |
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新座市はほんとにお金がないの? |
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<新座市の財政力は全国ランキング上位です> |
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全国782市の中で、新座市の財政力は131位で上位六分の一以内です。また、住民税納付額は87位とこれも上位。お金がないのではなく、問題は使い方です。
(資料新座市の財政力・参照)
06年度の土木費は歳出の18・3%と2割近くを占め、全国116位と上位。大型道路などの借金が多く、将来市民が背負う負担額は529位と大変重くなっています。
これは、4市合併を見込んで財政運営がゆるみ大型道路用地購入が一因です。今必要なことは、百億円を越える土地区画整理事業など大型事業の先送り、建設費11億円の「ふるさと新座館」の見直しです。
また教育費が10%を切り、全国536位と極めて低くなっています。老朽校舎の改修や雨漏りする体育館、必要な空調設置が先送りされ、扇風機を保護者がつけたり、子どもが使う画用紙代を徴収する事態になっていました。
新座市の民生費(福祉予算)は63位で全国では高い方ですが、子ども医療費や幼稚園就園補助、児童館など都内と比べて福祉の遅れを市民は実感しています。
ところが市長はここ二、三年急に「観光都市にいざ」をめざすとして観光プラザ建設など市民感情とかけ離れた施策を進め、市長与党の議員(自民、公明)がこれに旗を振っています。
約400億円の新座市の年間予算を不要不急の事業を抑え、何より市民のいのち暮らしを支える予算にしていかなければなりません。ないのはお金ではなく、市民の暮らしを思いやる心です。 |
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