日本共産党新座市議会議員団
政策・実績
2008年
[新座市政黒書と重点政策]
2. 吹き荒れた新座市行財政リストラ
 新座市は国・総務省の指導どおりに「小さくて効率的な市役所」をめざし、『第四次新座市行革大綱』に基づき、市長を本部長とした「行財政改革推進本部」を結成。公共料金値上げや福祉サービスカットを毎年進めてきました。高齢者や障害者など、社会的弱者ヘのサービス切捨てを無慈悲に進めてきたのが特徴です。
資料5第四次新座市行革大綱・参照

 05年度は、国民健康保険税(介護分)86%引上げ、都市計画税の連続6年値上げ、下水道使用料40%値上げ、公民館・コミセン有料化、がん検診等の有料化、敬老祝い金77歳廃止など、合計約8億円の負担増とサービスカットを市民にかぶせました。

 06年度は、在宅重度障害者手当の削減(本人課税は廃止)、林間学校補助金(小5、中2)の半減など、2億7700万円の増税とサービスカットがおこなわれました。

 07年度は、市営プール使用料(大人400円を500円に)、住民票など証明書手数料値上げ(150円を200円に)、シャトルバス廃止、市民葬や介護保険利用料助成カットなど計1億円。3年連続のサービス切下げです。

08年度も、一人暮し高齢者の昼食弁当50円値上げ、障害児・者の宿泊補助1万円のカットなど「重箱の隅」をほじくるような福祉サービスカットを予定。ところがこれを『にいざ民報』で報道し、共産党議員団が一般質問で通告をした途端、慌てて撤回しました。

 「弱者へのサービスカットはやめよ」の声を強めましょう。
〈市民の声2〉市民いじめの行革やめて
敬老金楽しみにしてた
 私は今年77歳になり敬老金がやっともらえると楽しみにしていましたが77歳は廃止ですか。今までご苦労さまとハンカチー枚でも役所の気持ちが欲しかった。
(野火止S子)
予防医療が大事
 基本健康診査の時「新座市民の方は1500円です」と言われて情けなかった。朝霞や和光は無料です。検診で大腸ガンが見つかった人もいた。早期発見のため元の無料検診に戻すべきです。
(石神・朝妻)
使用料が2倍に
 公民館で体操をしていますが、使用料が月何千円になり主婦としては辛いところです。やむを得ず栗原公民館に変えましたが遠くなって辞めた方もいます。会費を上げたりしてどのサークルもやりくりが大変。団塊の世代の活動場所を前のように無料で提供して欲しい。
(畑中・I子)
障害者手当が廃止に
 私の夫(73歳)は脳梗塞の後遺症・右片マヒ残存の障害者です。厚生年金受給ですがこのほどの国の税制改悪で大きな影響を受けました。本人に市民税が課税されたために従来支給されていた「新座市重度心身障害者手当」月5千円の支給停止の通知がありました。怒りと不安が募るばかりです。
(新座・鈴木)
大型事業凍結を
 新座市の障害者福祉は他市より進んでいますが、たくさんの人と力を合わせて前進させてきました。これを後退させないようにしていただきたい。石神の道路は52億円もするのですか。景気が悪いので大型事業はしばらく凍結して福祉制度は守っていくという考え方は理解できます。
(障害者団体代表者)
→ 3.新座市はほんとにお金がないの?
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