質問する吉良よし子参議院議員 |
2017年度予算案で文科省は公立小中学校の基礎定数に新しく発達障害などの子どもに通級指導する教員、外国人の子どもを指導する教員を加えました。
財務省は昨年11月「教員5万人カット」とともに「通級指導に科学的根拠はない。外部の支援員を充てればいい」と建議。しかし、過去10年で通級指導が必要な子どもが2・3倍に日本語教育が必要な外国人の子どもは1・5倍に増えています。
共産党の吉良よし子参院議員は「通級指導は発達障害のある子どもに社会で生きる土台を育む場だ」と要求。教職員の安定的な採用や通級指導を充実を要求してたのが実りました。教育関係者は少子化を35人以下学級の実現のチャンスと教職員定数の改善運動を強めています。
(1・10付赤旗)
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