日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2016.9.18  No.1683
日本共産党新座市委員会
オールにいざ
9月19日 12時から志木駅で宣伝します
毎月19日に志木駅で宣伝・署名活動

 昨年の9月19日、議事録も取れないような怒号の中で戦争法が強行されました。「あの怒りを忘れない」と全国で戦争法廃止を求める運動が続けられ、新座市でも「戦争させない!オールにいざ実行委員会」を結成。毎月19日に志木駅で宣伝・署名活動を行なってきました。
 9月19日月曜日は12時〜1時まで志木駅で宣伝、その後3時半からの国会前集会にご一緒に行きましょう!

戦争法廃止! 9・19国会正門前行動
戦争法廃止! 9・19国会正門前行動
三軒屋公園前自転車駐車場のベルト故障
「50万円以下の修理は早く対応する」市長が答弁
三軒屋公園前自転車駐車場のベルト故障

 9月議会補正予算に、市営駐輪場5か所の改修費113万2千円が計上されました。
 本会議で木村俊彦議員(市民と語る会)は、「三軒屋公園前駐輪場の二階から三階に自転車を上げるサイクルベアが故障し市民が7月に修理をお願いしたら『お金がないからすぐに出来ない』と言われた。修理費は47万5千円だが9月補正が実施されるのは10月で3カ月も市民は待たされる。今の自転車は電動自転車等は重くて市民は大変だ。早急に対応すべきだった」と追及。
 市長は「有料施設でもあり50万円以下程度であれば早い対応は当然だ」と答弁しました。

障がい者の相談支援事業
補助金の増額を求める 共産党 決算審査で
石島よう子議員
石島よう子議員

 9月議会厚生常任委員会で石島議員は「障がい者団体が新座市から委託を受けている障がい者相談支援事業の補助金を増額するよう」求めました。

 「障がい者を守る会の総会でぽけっと相談事業所の職員の方から『相談件数が増えているので職員を増やしたい。補助金を増やしてもらえれば』という活動報告をお聞きした。介護保険のケアプランづくりでは一人の職員が35名の計画を作成する形なのに、ぽけっとでは一人が100名分を作成し、2人の職員で手いっぱいとのことだ。相談支援の件数は平成27年度は424件で昨年度の二倍以上だ。補助金を増額するべきでは」と質問。

 障がい者福祉課長は「相談件数は相当伸びている。守る会から補助金の増額要望も出されているので、前向きに検討したい」と答えました。

敬老祝い金487人に
最高齢は106歳 上田ハルさん
市長も特別養護老人ホームに出向き長寿をお祝い

 長寿をお祝いして、88歳、99歳以上の方に敬老祝金が贈られました。米寿(88歳)417人、白寿(99歳)70人です。
 最高齢は上田ハルさん106歳。
 敬老の日を前にして民生児童委員の方が直接訪問してお渡しするほか、市長も特別養護老人ホームに出向き長寿をお祝いしました。

大盛況 新婦人の講演会“ともに歩む認知症と私たち”
「これからの生活を見直すきっかけに」
講師は大場敏明医師

 9月11日(日)新婦人の会新座支部主催で『ともに歩む認知症と私たち』講演会がありました。講師は三郷市の開業医で『ともに歩む認知症医療とケア』の著者、大場敏明さんです。三郷市で認知症デイケア、認知症グループホームなど6事業所を運営しています。私の前職場でお世話になった医師です。

 椅子が足りなくなるほど会場いっぱい約80名の参加で市民の認知症への関心の高さを感じました。DVDを見ながら「認知症とはどんな病気か」「家族はどんな対応をすればいいのか」「早期発見、早期対応の大切さと家族の役割」認知症のチェックリストも紹介されました。

『ともに歩む認知症と私たち』講演会参加者

 大場氏は、一日の出来事を思い出すこと、『自分史』を作ってみることを提案。当事者を主役に合唱団を結成し、他施設への出前発表会を行うなど、認知症になっても尊厳を持ち、社会参加を促していく取り組みを紹介。認知症の人と家族とともにいつまでもその人らしく暮らし続けられる地域づくりを提唱されました。

 町会、民生委員連携事業やサポーターの養成、家族会の運営、オレンジカフェやチャリティコンサート、農家へのボランティアなどの地域づくりはとても参考になりました。感想を紹介します。

(記・辻 実樹市議)

●大変良かったです。自分のこれからの生活を見直す機会になりました。
●疾病のことから地域でどういう取り組みが必要かまで、具体的でよかった。
●個別支援と、自立生活支援の話は胸に落ちました。
●医療と介護の連携を更に強く出来ればと改めて感じました。
●自治体と医療機関の協力で事が進むのをうらやましく聞きました。
●(患者さん)自身ができることを増やす、という話にはっとさせられました。
●新座市でも認知症SOSネットワークの訓練を是非やって欲しいと思いました。
●あたたかく、みんなが見守ってくれているという社会にならないと。新婦人の出番ですネ。
台風9号「災害見舞金」や「被災証明書」の情報を市民に
床上浸水の5世帯に災害見舞金を支給、罹災証明書を12件発行
工藤かおる議員
工藤かおる議員

 近年にない大雨で柳瀬川、中野川、黒目川の水位が上がり、床上浸水7世帯、道路冠水21件、避難者154人など被害が出た台風9号。文教環境常任委員会で市の対応が報告されました。

 市民安全課は「土砂災害警戒区域129世帯に避難指示を出し、浸水被害の世帯を約200件訪問、罹災証明書を12件発行した。床上浸水5世帯に災害見舞金3万円をお配りした」などの報告がありました。

 工藤市議は「床上浸水は7世帯なのになぜ5世帯だけなのか?家財や車など動産の被害に対して新座市は被災証明書を出さないのか?」と質問。
 市民安全課は、「新座に住民登録をしていない方には見舞金を出せなかった。車が水没などの方には被災証明の代わりになる罹災届け出書を出します」と答えました。
 工藤市議は、「見舞金制度や罹災届け出書があることを多くの市民は知らない。防災ハンドブックに記載すべきでは」と提案しました。

防災無線 流せず 台風9号の反省をしっかりと

 決算審査で工藤市議は「台風9号の時に新座小に小学生が避難したが、新座小は浸水の危険性がある地域だ。防災拠点に指定するのはおかしいのではないか」と質問。  市民安全課は、「洪水の場合は新座小は避難所として使えないことになっている。しかし今回は膝50cm位の雨量だったので、子どもたちや保育園児は学校の3階に避難した」と答弁がありました。

 工藤市議は早朝から大奮闘した担当課にお礼を述べるとともに、「洪水の場合、避難場所が変わる事を防災ハンドブックにも書いて市民に分かりやすくしてほしい」と要望。また「市民安全課が問い合わせの電話などで手いっぱいになり、防災行政無線が流せなかったことを災害本部として全庁的にしっかり総括してほしい」と述べました。
8月22日、台風9号 市の対応

 4:25 気象庁より大雨警報発令。
 6:15 待機体制を取る。
11:45 土砂災害警戒情報発令。
12:30 避難所42カ所を開設。
12:39 土砂災害警戒区域129世帯に電話で避難指示。
14:01 避難準備情報。
14:15 災害対策本部会議開催。
18:35 土砂災害警戒情報と避難準備情報を解除。
18:55 避難場閉鎖。
21:45 大雨、雷注意報発令。
21:45 待機体制解除。
罹災証明書、被災証明書でうけられるもの
●税金、国保税などの減免
●災害援護支援金の無利子低利子での貸付
●私立学校などの授業料免除
●災害保険の保険金受給
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