日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2016.9.25  No.1684
日本共産党新座市委員会
放課後児童保育室 新増設計画をキチンと持て
「目標25クラス増」実現を
笠原すすむ議員
笠原すすむ議員

 新座市の放課後児童保育室(学童保育)は、1419人が入所しています。子どもたちを「おかえり」と指導員が迎える家庭の代替機能を持つ大切な施設です。小学校低学年の子は学校より長い時間を学童保育で過ごします。宿題や子ども同士が遊び、文化活動をする「子どもの成長・発達の場」です。

 笠原進議員は一般質問で、「放課後児童保育室の大規模化・狭あい化を解消するための新増設計画を改善すべき」と提案しました。

多数の児童が入所する新座市放課後児童保育室

 国は「1一クラスを40人に、21人当たりの面積は1・65平米以上に」としていますが、新座市では、大和田小(2クラスで179人)、野寺小(94人)、片山小(78人)、石神小(81人)など大規模校が多く、面積基準を満たしているのは22クラス中6クラスしかありません。多くが狭い教室に多人数が入所しています(表参照)

 新座市子ども・子育て支援事業計画(平成27年2月作成)では、平成31年までの5年間で国の基準を満たすため、当時の21クラスを46クラスに増やす(25クラス増)新増設計画を立てましたが、実際はこの2年間で東北小と新堀小の2クラスしか増設されていません。

 笠原議員は、「平成28年3月に作成した『後期基本計画』でも平成31年度末までに6施設しか新増設が計画されていない。46クラスの目標に大きく足りないではないか。改善すべきだ」と強く迫りました。

 福祉部長は、「当時の21施設で36クラスの設置を考えている。新増設の6施設で10クラス設置を検討している」と答弁しましたが、笠原議員の「それでは面積基準が達成できないのではないか」との追求に答弁できず、再三、本会議が中断・休憩の後、「今後、検討していく」となりました。

たたかいは止まらない!
市民と野党の共同で新しい政治を!
4野党代表が勢ぞろい。左から福島(社民)、岡田(民主)、志位(共産)、木戸口(生活)の各氏
4野党代表が勢ぞろい。左から福島(社民)、岡田(民主)、志位(共産)、木戸口(生活)の各氏
 戦争法強行から1年となった19日、総がかり実行委員会が呼びかけた国会正門前行動には、雨をつき2万3000人が参加。学者や弁護士、4野党の国会議員、ママの会、元シールズ等が次々にマイクを握り、「市民と野党の共闘を進める決意の日に」と訴えました。
(9月20日付赤旗より)

 19日夜7時のNHKニュースは、台風とオリンピックだけで2万人の全国集会を報道しませんでした。
おめでとう!三宅宏実選手
リオデジャネイロ オリンピック
三宅宏実選手、銅メダル獲得

 リオデジャネイロで開催されたオリンピックで、三宅宏実選手(第二中出身)は、8月7日(日本時間)に行われたウエイトリフティング女子48キロ級で、スナッチ81キロ、ジャーク107キロ、合計188キロを上げ、みごと銅メダルを獲得。二大会連続のメダル獲得の偉業を成し遂げました。

 腰の痛みに耐えながら最後の踏ん張りでジャークを決めた後、愛おしそうにバーベルを優しくなでた三宅選手の姿は日本中に感動を広げました。

 9月20日市民会館で開催された祝賀会には多くの市民が参加。改めて喜びの興奮に包まれました。日本共産党市議も参加しました。

パラリンピックでも大活躍
車いすバスケット 石川、永田選手
パラリンピックでも大活躍 車いすバスケット 石川、永田選手
 9月7日から開催されたリオデジャネイロ・パラリンピックで、新座市立第四小学校、第三中学校出身の石川丈則選手と市内企業在勤の永田裕幸選手が車いすバスケットボール競技に出場、大活躍しました。
シルバーの交通指導員さんに 制服支給を
市長答弁「9月7日に制服を納品した」
工藤かおる議員
工藤かおる議員

 工藤かおる議員は9月議会で、「交通指導員さんの処遇改善とシルバーの指導員さんたちに制服支給を」と一般質問しました。
 交通指導員さんは主に小学生の登下校の安全を守るために、58人が勤務し、欠員の場所についてはシルバー人材センターに業務委託しています。

 工藤議員は、「交通指導員さんは朝夕子ども達の安全を守って頂き大変な勤務だと思う。下校時に2時間半立つ訳ですが、学校によっては30分短縮しても大丈夫なのではという声を聞いた。実情を調査をしてはどうか」「児童数は大和田小は800人以上だが、栄小は200人台でおのずと違いがあってもいいのでは」と質問。市民環境部長は「賃金も変動するので、聞き取り調査をしてみたい」と答弁しました。

オレンジ色のヤッケは夏は暑くて着られない

 また、工藤議員は「シルバーの方は正規の制服が欲しいと二年近く要望しているが『すぐ辞めるかも知れないから』等と言われて支給されないそうだ。オレンジ色のヤッケは夏は暑くて着られない。(左写真)制服を着てドライバーに威厳を持って交通指導にあたりたい」との声を代弁しました。
 市長は、「シルバーの方26名中、14名に制服が手配されていなかった。制服は必要であり9月7日に納品した。夏服5万4900円、冬服5万6740円の二種類です」と答弁しました。

新座志木中央総合病院周辺の安全対策を
部長答弁「歩道が二ヶ所設置されます」
小野だいすけ議員
小野だいすけ議員

 小野大輔議員は9月13日の一般質問で、「新座志木中央総合病院周辺は歩道がなく、朝・夕は通勤通学の方や患者の方でごった返してとても危険だ。現在、病院の改修工事が行なわれてなお危険だ」と安全対策を求めました。

 市長は「危険な所だと認識している」と答弁。担当部長は「病院、工事業者と相談して誘導員の増員をお願いしていく」と答弁しました。

新座志木中央総合病院周辺「歩道が二ヶ所設置されます」

 小野議員は、「抜本的な安全対策のためには歩道の設置が必要ではないか」と質問。都市整備部長は、「工事に入る前に病院側と協議して二ヶ所の歩道が設置される予定」として、志木街道沿いに20メートル、北野すこやか保育園方面に30メートルの歩道設置をスライドで説明しました(左図参照)

 小野議員は、「病院側のご努力で歩道が整備されたのは喜ばしいことです。しかし、病院が面している志木街道の両側とも歩道がない。志木街道は県道だから県に強く働きかけるべきだ。市としても予算を計上して安全対策をはかっていくべきです」と強調しました。

第42回 新座母親大会
日時:10月2日(日)
13:00〜分科会
14:45〜記念講演

場所:野火止公民館

分科会
1乳幼児から思春期までの子育て・教育
2生涯現役:高齢期を豊かに生きる
3平和な未来を子ども達に

記念講演:本田宏さん(済生会栗橋病院元外科医)
「医療・社会保障崩壊と戦争法(安保関連法)の
切っても切れない関係」
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にいざリサイクルせっけん
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 家庭から出る廃油に苛性ソーダを混ぜてつくる「にいざリサイクルせっけん」は、レンジ周りや子どものズック、タイヤ等の油汚れが良く落ちると評判です。
 粉せっけんは200円、固形せっけんは100円。シルバー人材センターの方が一つ一つ手作りしています。市役所、公民館などで販売中。ぜひお試しください。

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