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477億円の28年度当初予算案を提出 3月議会 |
新庁舎建設(第一期工事)24億円(28年度分)を計上 |
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平成28年第1回新座市議会定例会は、2月29日から3月28日までの会期で開かれます。(日程は下記の通り)
市長提出議案は59件(条例23件、予算16件、人事16件等)条例改正は国会で法律が改定されたことに基づいて改正されるものが大半です。予算は27年度の補正予算が8件、28年度の予算が8件です。人事は、農業委員の公選制が廃止されたため、地区推薦などにより14人の農業委員の任命が提案されました。
ガン検診、子ども医療費補助など補正増
平成27年度一般会計補正予算額は8億7706万円で、年金生活者等支援臨時福祉給付金が4億2000万円(27年度の臨時福祉給付金の対象者の内65才以上に1人3万円支給)、防災行政無線施設整備が4372万円、ガン検診が1744万円(5600人ほど受診者が増加)、こども医療費補助が2507万円(申請件数が増加)などが計上されています。また、財政調整基金に3億3392万円が積立てられ、基金残高は16億5356万円となりました。
平成28年度一般会計予算では、予算額が474億1100万円で、前年度より19億7100万円(4・3%)増です。新庁舎建設が増加の理由といえます。新庁舎建設(第一期工事)は、総額45億2223万円で、平成28年度分は24億4200万円です。
新規事業は、志木駅南口周辺整備関係事業が8853万円(南口駅前広場に大屋根を設置し、地下に自転車駐車場1500台を設置する予定。設計費などを計上)、コンビニ交付サービスが2271万円(個人番号カードを利用して住民票の写し等をコンビニで取得できる。10月から実施)、西東京市図書館利用が480万円(新座市民が西東京市図書館を利用できるようにするための経費の一部を負担する)等です。
大和田二・三丁目土地区画整理事業を優先し
学校大規模改修などは先送り
新座駅北口土地区画整理事業(総事業費105億円、28年度予算は9億1564万円)に加えて、28年度から(仮称)大和田二・三丁目地区土地区画整理事業を開始します。総事業費は橋の建設を含めると107億6千万円にものぼります。「財政が大変」として石神小学校校舎大規模改修工事は平成30年度まで先送りされました。新堀小と大和田小の給食室の工事も先送りされました。「急ぐべきは教育ではないか」と共産党市議団は、今までも主張してきましたが、3月議会の中でもしっかり論戦していきます。 |
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