日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2015.12.6  No.1645
日本共産党新座市委員会
日本共産党市議団 新年度予算要望書を提出
「国保税・介護保険料を引き下げよ」
「保育園を新増設し待機児解消を」等
須田市長に新年度予算要望書を提出

 11月28日、日本共産党新座市議団は須田市長と面会し、2016年度予算編成に対する要望書(第一次)を提出しました。

 要望書は47項目の重点要求で、1国保税・介護保険料を引き下げること。2保育園を新増設して待機児童を解消すること。3大型公共事業はスローダウンすること。4市内循環バス(にいバス)は1時間に1本運行するよう増便すること。5特別養護老人ホームを計画的に整備すること。6すべてのクラスを35人以下学級にすること。7教職員の多忙化解消に努めること。8公民館の利用を無料にすることなどを求め、新年度予算に反映するよう求めました。

公的年金の運用損失 7・8兆円
安倍政権の株式運用拡大が招いた結果
 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人は11月30日、2015年7〜9月期の運用損益が7兆8899億円の赤字に転落したと発表しました。赤字は6四半期ぶりで、四半期の赤字額としては過去最大。安倍自公政権が進めた公的年金による株価つり上げ政策が、年金に巨額の損失をもたらしました。

 今回の過去最大の損失をもたらしたことは、アベノミクスのために、危険な株式運用を拡大させた安倍内閣の責任が問われます。
 安倍首相は「成長への投資に貢献する」といって「成長戦略」のために株式運用の見直しを要求し、日本株は最大67%、130兆円の資産の内87兆円を株式運用できるようにしました。

 今回の事態は、こうした危険な株式運用の拡大が招いたものです。国民の年金を「マクロ経済スライド」を発動して支給抑制する一方、国民の納めた保険料である積立金を政権維持のために危険にさらす姿勢が問われます。
 アメリカなど諸外国は、公的年金の最低保障部分は運用リスクから守ることが基本となっています。危険な株式運用の拡大はやめるべきです。

(しんぶん赤旗 12月1日付より)
平成27年第4回(12月)新座市議会定例会が開会
アベノミクスの失政反映か?
個人・法人市民税の税収大幅減額を提案(補正予算)
 新座市議会12月定例会は12月2日から18日までの会期で始まりました(議会日程は下表の通りです)。

 市長の提出議案は条例10件、予算関係5件、道路案件4件、人事案件1件、指定管理者3件の計23件です。
 一般会計補正予算(第9号)は、個人市民税で7420万円、法人市民税で2億680万円を当初の見込みを下回るとして減額しています。アベノミクスで景気が良くなっていないことを示しているかのようです。

 障がい児の放課後デイサービスの利用者が増加したため7527万円の補正増をしています。また、菅沢2丁目の市営フットサル場整備予定地の購入費9354万円が予算化されています。

 新座駅南口第2土地区画整理事業特別会計補正予算では、今年度の清算金の徴収が見込めないとして、1億500万円の金額を減額しています。

 日本共産党市議団の一般質問は、下の議会日程の通りです。一般質問の内容は、こちらをご覧ください。
12月議会日程表
12月議会で質問します!
日本共産党市議団 12月議会一般質問の内容
 日本共産党市議団の12月議会での一般質問は下記のとおりです。
 新座市議会は、インターネットによる議会ライブ中継を行っています。また、約5日後には録画も見ることができます。↓
新座市議会インターネット中継 新座市議会インターネット中継
小野だいすけ議員 12月15日(火) 2番目 (午後開会)
小野大輔議員
1. 原発の再稼動について。市長として「原発を再稼動させるな」の声を発信せよ。
1. ブラックバイトの根絶について。労働相談窓口の設置、啓発ポスターの公共施設への張り出しなどの啓発をさらに進め、護身術の周知を。
1. URと協議し旧第七保育園、旧大正保育園跡地のスペースを活用し、新座団地図書館を拡張せよ。
1. にいバスの改善について。1第二老人福祉センター帰りのバスの増便を。2北野、野火止5丁目地域に、にいバスを通せるように路線変更を。路線変更に合わせ道路問題の改善はどうなっているのか。
1. 新座ふれあいの家横に歩道整備を。はなみずき通り給水塔前交差点に街灯設置を。
笠原すすむ議員 12月16日(水) 1番目
笠原進議員
1. 新堀2丁目14番地の道路設置の進捗状況は。今後の予定は。
1. 私道であるが、事実上公道のように利用している道路の補修工事等の管理は市が行うべきでは。
1. 西堀2丁目19番地の水道道路そばの墓地は交通安全上移転すべきではないか。
1. 9月議会の国保会計決算審査で国保税引き上げは必要なかった事が明らかになった。国保税を引き下げるべきではないか。
1. 11月1日現在の待機児は275人。来年4月の新増設の予定はされていない。早急に保育園の新増設計画を立て、待機児解消に努めるべきでは。
1. 西堀・新堀地域に高齢者相談センターを新設すべきでは。介護報酬引き下げによる市内の影響は。働く人たちへの改善は進んでいるのか。「実態調査」が必要と思うが市の見解は。
あしの修議員 12月16日(水) 2番目
あしの修議員
1. 現在作成している新座市地方創生総合戦略基本方針の基本的考え方は。地域産業・地元業者の育成支援で地域経済活性化策をしっかりと位置づける必要があるのでは。
1. 新座駅南口駅前大屋根の雨漏り改善が進んでいないが、現在の検討状況は。雨漏り注意の表示がなくなったが、通行人への配慮を行うべきでは。
1. 入札制度改革について。1新座市契約に係る労働環境の把握調査の対象予定価格を引き下げ、調査件数を増やす事が必要ではないか。2入札参加時における遵守事項で「標準見積書」の活用が規定されているが、市として元請にどういう指導を行っているのか。また、どう確認しているのか。
1. 第四中前道路と東武バス裏通りの交差点、自転車及び自動車への注意喚起と安全対策を。
工藤かおる議員 12月16日(水) 3番目
工藤薫議員
1. 納税指導のあり方について。1予告なしに財産調査や差し押さえはやめるべき。納付誓約書の改善を。2納税猶予制度の周知、申請書類の簡素化を。
1. 介護保険料の独自減免を実施し、市民負担の軽減を。
1. 共同墓地、樹木葬、永代供養塔の建設について財務省との協議進捗状況は。
1. 差額ベット代を請求できないケースを示した厚労省通知について関係機関への周知を図るべき。
1. 公民館使用料の減免について。1社会教育活動支援のため、朝霞市のように利用料無料に。 65歳以上利用者はシルバー割引を検討せよ。2社会教育団体登録申請書類の簡素化を。
1. 畑中1丁目の手押し信号機の所に車輛駐車エリア表示を。
1. 保谷・朝霞線について。1進捗状況について文書で説明を。2概略設計の説明を。
朝賀ひでよし議員 12月16日(水) 4番目
朝賀英義議員
1. 学校給食費1000円の補助実施を。
1. にいバスの利便性向上について。16月からの利用者数の状況は。28の字運行が採用されなかった理由は。31時間に1便の運行実施を。バス停まで距離のある地域をフォローする方策の検討を。4日曜祝祭日の運行実施を。5バス利用者等からのアンケートの実施を。
1. 援農ボランティア制度創設にむけて。1JAとの協議は。2農家との話し合いの場は設けているのか。3希望者を把握し、意見聴取を。
1. 池田小正門前の道路は通学路でもあり保育園も近くにある。車がスピードを出せないような道路形態にするなどの検討を。
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