日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2013.3.10  No.1506
日本共産党新座市委員会
学校体育館を一気に大規模改修
国の予備費等の活用で
6校の体育館大規模改修、19の市道維持補修工事など53事業

 市内小中学校の体育館の大規模改修工事を来年3月までに一気に全ての学校で終了させる予定になりました。17小学校のうち4校と6中学校のうち3校の体育館はすでに大規模改修を終了し、残りは年次計画をたてて改修する予定でいました。

 ところが、国の平成24年度経済危機対応・地域活性化予備費と平成24年度補正予算(策1号)ヘの申請をした所、新座市が申請した53事業が全て認められたため、後年度に実施を予定していた学校体育館の大規模改修工事を全校で一気に実施することになったものです。

 市の財政当局は、「今回の国の予備費及び補正予算を活用した事業は、市債の活用や交付税措置、元気臨時交付金などで従来の国庫補助と比べ財政的メリットがあるものです。53事業の事業費は約41億円ですが、予定通り事業を実施した場合と比べ、約8億2千万円新座市の負担が軽減されます。」と説明しています。

【党市議団】
 市内業者へ仕事を回してこそ地域活性化はかれる


 日本共産党市議団は、「安倍内閣の公共事業ヘのバラまきは問題だが、新座市の申請事業は全て学校体育館の大規模改修工事や、市道の改修工事、耐震性防火水槽新設工事などで、ムダな公共工事ではなく必要なものだ。ただ、学校体育館の工事などは、夏休みに工期が集中するのではないか。市内業者が仕事を請け負ってこそ市内経済が活性化する。市外業者が多くの仕事をとってしまうのが心配だ。よく配慮すべきだ。学校体育館が全校でキレイになることは子どもたちにとってすばらしいことなので賛成だ。」と述べました。

【市長】
 市内業者が仕事ができるよう努力する


 市長は、「県は一千万円以上の工事は一般競争入札にするように言っているが、なるべく市内業者の仕事になるようにと五千万円程度の仕事も市内業者にしてきた。体育館の大規模改修工事は1億円以上の仕事だが、市内業者もできる仕事だと思うので、極力市内業者が仕事ができるよう努力する。工事の時期も学校の希望も聞きながら、集中しないよう配慮する。」と答えました。

 53事業には、新堀小と四中の校舎大規模改修工事、新座中・六中・西堀小・池田小など16校の体育館の大規模改修工事、栄小のトイレ改修工事、片山小・五中・六中のプール改築工事、11基の防火水槽新設工事、19か所の防災行政無線受信所改修工事、19路線の市道維持補修工事などが含まれています。
TPPで軽自動車が増税?
 日本が環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する入場料として自動車問題がある。
 米国は日本の自動車税は普通車は年2万9000円以上だが、軽自動車は年7200円。大型車中心の米国にとって、日本での販売不振の要因となる軽自動車への優遇税制を廃止しろと求めている。
 また、米国の生命保険業界が求めているのは、かんぽ生命が新規商品を提供しないことだ。がん保険はテレビコマーシャルでも有名なアフラックなど米国系保険会社が日本市場の実に8割近くを占める。日本郵政は、かんぽ生命からがん保険を当面売り出さないと表明したが、米国は学資保険などあらゆる新商品を認めない姿勢だ。
 農業のみならず、食の安全、医療、雇用、保険まで米国ルールが優先され日本の主権ははく奪されるのがTPPである。

(しんぷん赤旗3月4日号から)
旧新座小学校跡地利用イメージ案
全員協議会で提示
 新座市議会全員協議会で旧新座小学校跡地利用のイメージ案が提示されました。
 イメージ案の内容は、敷地の一部を公共施設として利用し、残りの敷地を戸建て住宅用地と道路、一部を公園にするというものです。
 このイメージ案には、大正保育園と第七保育園を統合し、120名定員の保育園を建設する予定です。また、集会所などが入った「新座ふれあいの家」の建設も予定されています。
 市長は、「まだ決定ではないが、庁内で検討した案をお示しした。」と述べています。
 3月18日、小野だいすけ議員が旧新座小問題で一般質問をおこないます。
旧新座小学校跡地活用イメージ案
公園に健康器具設置し、健康保持推進
25年度は、道場・堀ノ内地区の4公園に器具設置
 新座市は、公園に健康器具を設置し、散歩やウォーキングの途中に立ち寄って利用してもらい、健康保持増進の運動に役立ててもらうことになりました。
 黒目川沿いコース、野火止用水沿いコース、柳瀬川・大和田コースの3コースが設定されており、まず第一次の計画として黒目川沿いコースを平成25〜27年度に整備します。
 25年度は道場・堀ノ内地区の道場二丁目児童遊園、堀ノ内二丁目第二児童遊園、堀ノ内橋やすらぎ広場、水の遊び場の4か所にウデタテボード、スイスイ屈伸、マッサージベンチ、足首ストレッチャーなどの健康器具を設置します。
 26年度は、畑中・馬場地区の4公園に設置、27年度は、野寺・栗原・石神地区の6公園に整備する予定です。3ケ年の整備費は約1500万円です。
 運動の難易度や身体のあらゆる部位をバランスよく運動できるよう配慮して、「らくらく安心・入門コース」と「はつらつ元気・爽快コース」の2コースを設定し、それぞれのコースに適した健康器具を設置します。
 主な器具は16種類ありますが、隣り合う公園で重複しないよう配置します。
 市が計画しているコースは、下図のとおりです。
健康器具設置コース
← 前号  |  インデックス  |  次号 →