日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2012.7.29  No.1475
日本共産党新座市委員会
「なぜこんなに高いのか?」
市・県民税が上がり、問い合わせが3200件も
 6月6日に個人市民税、県民税、法人市民税等の納税通知書が郵送されました。
 例年、通知書が届くと、市民から市役所へ問い合わせの電話がありますが、今年度は年少扶養控除の廃止で税額が上がった方が多く、全体で約3200件の電話があったことがわかりました。
 中でも「課税内容・税額について」が一番多く、全体の35%.年金天引きについての問い合わせも多いとのことです。

 民主党政権は、年金減額や健康保険料引き上げ、子ども手当削減、復興増税などを次々に決定。子育て世帯も、年金世帯も次々に増税が襲いかかる最悪の政権となっています。(下表参照)
 こんな政治を変えましょう。市民の投稿を掲載します。
扶養控除がなくなり、市県民税が前年比7万円も増に
 私は高校3年と小6の二人の子育てまっさい中。今年度から15歳以下の年少扶養控除が廃止(33万円)、15歳以上の特定扶養控除縮減(45万円が33万円に減)のため、市県民税が前年より7万3260円も増えました。(市民税4万4600円+県民税2万8660円)子ども手当は減り、扶養控除の廃止で増税、そのうえ消費税増税などとんでもないです。
(石神・Aさん)
寿(後期高齢者)になって保険料大幅アップ!
 私は5月で75歳になりました。孫たちから「これからも素敵な毎日でありますように、いつまでも長生きしてね」と祝福のカードをもらい元気づけられました。可愛い孫達のためにもがんばって長生きしようと思った矢先、市役所から後期高齢者保険料通知書が届きました。
 75歳(長寿)ということで何か良いことがあるのかとかすかな期待をしていましたが何と驚きです。保険料が前年度の国民健康保険料と比べ2万2千円も値上がりしていました。
 40年あまり働き続け、税金、保険料を納め、老後の不安を抱えながらも一市民として生きていこうとしているのに、なんと冷たく姨捨山のような扱いで怒りでいっぱいです。
(池田・Mさん)
年金世帯のこれからの負担増(夫婦世帯)
子育てサラリーマン世帯のこれからの負担増
10%とんでもない!梅ちゃんがんばる
巣鴨駅前の定例宣伝

 国民の6割が反対しているのに国会では363人が消費税増税に賛成(459人中)何という民意との乖離か!
 「消費税をなくす会」でたくさんの汗を流してきたこと、出会った方たちの切実な顔が浮かび悔しさで涙が溢れます。
 さらに生存権を否定する社会保障制度への攻撃。皆さんと跳ね返すため全力で頑張ります。

日本共産党 衆院北関東ブロック比例予定候補 梅村さえこ
市が学校給食食材を綿密調査
内部被曝を心配する市民の声を反映
 新座市では、学校や保育園の給食食材の放射性物質検査を詳細におこなっています。
 学校給食は使用頻度が高く、かつ使用量が多い野菜や精米、牛乳などを毎週検査(1表)。また、一食分のまるごと検査を週2校おこなっています(2表)。さらに、実際に児童に提供した給食の一週間分まるごと検査は、検出限界値1ベクレル以下の検査機関に依頼しておこなっています。(3表)
 加えて、新座市は学校給食に地場野菜の取り入れが多いということで、6月から文科省の学校給食モニタリング調査も第二中学校で行われています。
 保育園の給食調査もほぼ同様に行われています。
 子どもたちの内部被曝を心配する市民の声や議会での要請を教育委員会が積極的に受け止めています。市民の皆さんのご意見をお寄せください。
1、使用頻度の高い野菜の放射線量検査
2、一食分の検査
3、一週間分の学校給食の検査
放射線量依然として低下せず
党 栄・池田支部が児童公園を測定
 日本共産党 栄・池田支部は子どもたちが遊ぶ児童公園の空間放射線量測定を継続しておこなっています。
 7月11日に5ケ所の児童公園を測定したところ、雨水のたまる雨どい下やベンチの下などが0・1以上と比較的高い値が出ました。1月に測定した際、栄5丁目児童公園内の倉庫雨どい下が0・251マイクロシーベルト/時と市基準値オーバーだったので、市に要請し除染がおこなわれました。
 放射線量は多少下がった数値になっていますが、全体的にはほとんど変わらず、放射能は雨水に含まれ土壌に吸着していることが分かります。
 共産党支部は「子どもたちが芝生で寝転がったり安心して遊べる公園を守っていきたい」として線量測定を続けていきたいと語っています。
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