「保安院は解体せよ」と志位和夫委員長 |
日本共産党の志位和夫委員長は、4日「保安院は解体し、真に独立した規制機関、『原発ゼロ』を実行する機関として位置づけよ」との見解を発表した。
第一に、原子力安全・保安院は「やらせ問題」に深く関与するなど、電力会社と一体となって「安全神話」を垂れ流し、国民を欺いてきた震源地である。このような堕落した機関は原子力行政にたずさわる資格がない。経産省など推進機関からも、電力会社からも完全に独立し、専門家、技術者を総結集し、強力な権限を持たせた体制が必要である。
第二に、「原発ゼロ」を実行する機関とすべきだ。すべての原発を運転停止させるまでの間の安全対策、停止後も放射能が外部に流出しない対応、「使用済み核燃料」の処理技術を確立し、作業が終了するまで長期間、核廃棄物を厳重に監視する任務である。
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