小鹿伸衛議員 |
震災のため一般質問は中止されましたが、引き続き改善に努めていきます。
小鹿議員は3月議会の一般質問で、「地域経済活性化対策として、市の公共事業を多くの小規模工事登録業者へ発注すること」「発注金額の増額」「工事限度額を130万円に増額」を求め、資料要求もしました。
小規模工事登録業者発注制度とは、入札に参加できないような地元職人さんも市の仕事が受注できるよう、「簡易な修繕などの工事は見積もり合わせで仕事が受注できるように」と要求して実現した制度です。以来十数年になりますが、一部業者が発注額の50〜60%を占める偏った発注がされている問題があり、是正を求めてきました。
市は昨年の4月から「要綱」をつくり、工事現場に近い業者や、まだ見積もり合わせをしたことがない業者に発注するなど改善をしてきました。
2009年度は、自民・公明政権と政権交代後の民主党政権が数回に及ぶ補正予算で地域経済対策を実施し、新座市でも学校や保育園等の修繕が実施されました。その結果、21年度は小規模登録業者の契約高は6568万5000円(22・7%)、受注業者は60社にのぼりました。
地元業者ヘ約2億円近く発注
2010年度は、工事の発注総額は12月末現在で09年度の発注総額を下回りそうですが、受注業者は57業者なので、年度末まてには21年度実績を超えるのではないか、と述べています。
また、市は「小規模登録業者に発注する工事費の限度額引き上げを再三求められているので、2011年度は100万円に引き上げる予定」ということです。
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