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国民の願いはCランク 民主党の「政策コンテスト」 |
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1兆3千億円の予算枠に何を入れるのか各省庁が競う“政策コンテスト”が行われた。
AからDまでの4段階評価で、米軍への思いやり予算(1859億円)や軍事偵察衛星の開発(92億円)は最高のA判定。ところが、文科省が出した「奨学金給付」(1331億円)はC判定。「小学校1・2年生の35人学級実現」(2247億円)に至っては、35人学級は認めず、法律で国に支出が義務づけられている現行の40人学級の人件費も他からの予算を削って財源をねん出するよう注文がついた。
判定に先立ち募集した国民からの意見では「35人学級」は4万1700人が希望。「思いやり予算」は760人だったのにだ。
国民が強く願っている事業は低く判定し、軍事関連は「聖域」。これが民主党の「事業仕分け」の実態だった。
日本共産党 塩川てつや衆議院議員 |
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