日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.12.7  No.1293
日本共産党新座市委員会
志木駅、新座駅に乗り入れる 日曜日には運行せず
市内循環バス運行計画(案)
 12月2日 市内循環バスを検討している新座市地域公共交通会議の第三回会議が開かれました。

 当日示された市の循環バス運行計画(案)は、北循環、南循環の2系統両方向廻りで各8便、大人150円など、下表のとおりです。

 日本共産党市議団は、「市内循環バスは市民の要望の強い事業だ。拙速に結論を出さず、公聴会やパブリックコメントなどで幅広く市民の声の集約を。駅への乗り入れと日曜日も運行を」と申し入れていました。

 交通会議での審議の結果、運行経路については、「駅へのアクセスをよくしてほしい」という各団体の要望に対して西武バスの委員から、「一日8便という現在の本数なら西武はそう影響を受けない」という意見もあり、志木駅、新座駅には乗り入れることになりました。(清瀬駅は踏切での時間ロスがあるので断念)

日曜日もぜひ運行を

 また、各団体から声があった「日曜日の運行」については「当面は運行しないが、市民のニーズをみて運行を拡充するか再検討していく」と変更になりました。

 また、「無料年齢は70歳からとし、無料パス登録手数料は千円ではなく、五百円に」という意見が委員から出されました。

市民団体、市議団など5団体が要望書を提出

当日は党市議団のほか、栄・池田市内循環バス実現をめざす会(準備会)新堀・西堀シャトルバスを復活させる会、野火止南団地自治会などの市民団体、市議会・刷新の会などから要望書が提出され委員に配布、説明されました。
※表をクリックすると拡大表示します↓
新座市内循環バス運行計画(案)
ゆきとどいた教育をすすめる100万人署名を提出
県へ要請後、浦和駅まで元気にパレード
県へ要請後、浦和駅まで元気にパレード

 11月26日、「ゆきとどいた教育を進める埼玉100万署名実行委員会」が26万0359人分の署名を埼玉県に提出し、柳下、山川両県議が同席しました。

 30人学級実現、教育予算増額、私学助成増額などを要請。県側は、水野潔県立学校部長や加藤孝夫総務部長が出席し「財政難だが努力していきたい」と述べました。柳下県議は「すべての子どもたちに行き届いた教育を行うことが埼玉県の未来につながる。県のお金の使い方を変えれば実現できる」と挨拶しました。

無利子で300万円 緊急融資制度を創設
 景気後退により、中小企業は受注の悪化、金融機関の貸し渋り等で倒産が激増する深刻な事態です。政府は中小企業の資金調達のために、セーフティネット保証の認定を618業種に拡大するなど融資枠の拡大が図られました。

 新座市は、これらの政府の緊急経済対策を受けても「独自の救済策を実施しないと市内事業者がますます疲弊する」との考えから、『緊急運転資金融資制度』の創設が12月議会に提案されました。
 
 融資条件は、セーフティネット5号保証の認定を受けた中小企業者(個人事業主も含む)を対象に300万円を限度に運転資金を融資。償還期間は3年。利率を1・75%とし、一年ごとに元利を約定通り返済している方には全額利子補給するというものです。

申込は12月5日から3月31日まで

 県の融資とは別枠で、この新制度融資だけでも利用できます。資金繰りが円滑にすすめば大変有利な制度で市民への周知が望まれます。
栄・池田共産党後援会が『第8回手作り文化祭』
第8回手作り文化祭

 栄・池田地域住民に、秋の一日を絵や書、写真、パッチワークなど暮らしの中から手作りした展示作品を楽しんでもらおうと、11月29日、30日の両日、念願の2日間通しての『文化祭』を開催しました。

 後援会員や地元愛好者など46人から160点余りの作品が寄せられ、会場の栄公民館2階フロアーを見事に彩っていました。「あの人がこんな才能の持ち主だったなんて全然知らなかったよ」などの感想も聞かれ、会場内は終日賑やかな声々につつまれ、互いの交流の格好の場にもなっていました。

 今年は恒例の「生け花」に加え、初めて併催した「美容講習会」には、より美しくと15名ほどの「美女」が目を輝かせて受講。最後におこなった出品者による作品合評会には爆笑とため息の輪、輪でした。ご協力いただいた皆さんご苦労様でした。

(実行委員F)

野火止一丁目に、5つ目の特養老人ホーム
 野火止一丁目、陣屋小学校正門前の現在農地となっている場所に、特別養護老人ホーム『千歳にいざ苑』が新設されます。 事業者は、社会福祉法人ゆずの木(本部は八王子市)。開所予定は2011年1月です。

 施設の概要は、特別養護老人ホーム定員110人、(ユニット型個室が80人、従来型多床室が30人)、ショートスティ定員10人、デイサービス定員30人、小規模多機能型居宅介護事業所定員12人、事業内保育施設が整備されます。

 新座市には現在4ケ所の特養老人ホームがありますが、08年4月時点で待機者が224人もあり、そのうち要介護4以上の重度の方が120人という状況です。また、昨年市が実施した介護保険の利用実態調査でも一番多い要望は「安心して入所できる施設を増やす」ことでした。

 市は第4期介護保険事業計画の中で「施設整備は必要」と県に意見書を提出し、現在県への正式な補助協議を進めているとの報告がありました。
米軍司令官が指揮!朝霞駐屯地での日米共同演習に抗議する
デモ行進する塩川鉄也衆院議員と桜井はる子衆院予定候補

 陸上自衛隊朝霞駐屯地で行われる日米合同演習(ヤマサクラ55)に抗議する集会が11月30日和光市で開かれ、二百人が参加しました。

 自衛隊から約4500人、米軍から1200人が参加。米太平洋陸軍司令官が初めて同演習の総裁官になるなど、米軍の指揮下での演習となっています。

 日本共産党の塩川てつや衆院議員は「朝霞駐屯地には陸上自衛隊研究本部教訓センターが置かれ、自衛隊のイラク海外活動の教訓や、旧日本軍の侵略戦争の教訓を収集している。侵略戦争に無反省な勢力が米軍と一体化している。」と批判。「日米の軍事一体化や自衛隊海外派兵を断ち切る声を大きくしましょう」と述べました。

 集会には桜井はる子衆院予定候補、笠原進市議も参加し、和光市駅までデモ行進しました。

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