日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.11.16  No.1290
日本共産党新座市委員会
市民の声を聞いて、よりよい循環バスに
共産党市議団が意見書
 市内循環バスの運行を審議している「新座市公共交通会議」の第二回が11月11日に開かれました。

 事務局(市民安全課)の第一次案は「現在の老福センターバスを元に、南北8の字循環で左右廻り一日8便、土日も運行する。料金は百五十円」というものでしたが、今回は第二次案が示され、次の点が変更されました。

 1日曜の運行を取りやめる。日曜は老人クラブの団体貸切バスに利用する。2コースを一部変更し、経路を北循環、南循環とも各4キロほど短縮する。38の宇型運行をやめて南北とも一方向廻り。一日各7便計14便等です。また南北循環は市役所を乗継地点としていますが無料で乗継はできず、それぞれ別途料金とすることが示されました。

 交通会議は12月2日午後一時半から第三回会議を開き、最終案を協議、決定したいとしています。

 日本共産党市議団は、11月10日に*新座市内循環バスの運行計画についての意見書」(下記参照)を須田市長に提出しましたが、会議では全く報告されませんでした。

 市内循環バスは大切な事業です。広く市民の意見を集約して決定すべきではないでしょうか。

(運行路線図は下に)
一時間に一本は運行を、駅との接続など
日本共産党市議団の提案

1市民の意見をきちんと集約することを何よりも大切に。
 市内循環バスは市民の強い願いです。同時に多くの財政を使う事業でもあるので、拙速にならず、公聴会、パブリックコメントなど様々な手段を使って市民の声の集約を。

2最低でも一時間に一本のバス便を。
 バス台数は3台でなく5台(うち一台は予備車両)に増やせば、45分に一回のバス便になります。

3西堀・新堀・石神・堀の内をまとめ「西循環」コース新設を。
 南循環が約24キロと非常に長く乗っているのは大変です。

4多くの市民に利用してもらうために鉄道駅との接続を。

537人乗りでなく小型の27人乗りの小型ノンステップバスを。

6無料年齢は、70歳でなく、60歳か65歳に。
 従来の老人福祉センターバスの利用者は60歳以上無料のため。
第二回新座市内循環バス運行計画図(案)
選挙目当ての一万二千円の給付金必要ない
党衆院埼玉4区予定候補 桜井はる子
桜井はる子

 2兆円の給付金は「必要ない」と回答した人が朝日の世論調査で63%に及びました。国民は選挙目当ての本質をしっかり見抜いています。

 一回ぽっきりの給付で今までの増税は許されない。ましてや3年後の消費税増税などとんでもありません。

 国民の暮らしを真剣に考えていない麻生内閣は思いつきでばらまきをやろうとしています。

 すぐやるべきことは、年間二千二百億円の社会保障費削減の中止、リストラ・首切りをやめさせること、雇用保険の積立金六兆円を失業者の生活保障・再就職支援に回すことではないでしょうか。

学校給食費、400円〜500円値上げ
中学校は4700円に 来年一月から
 11月11日議員全員協議会が開かれ、1知的障害者通所施設・けやきの家の新設・移転と、2学校給食費の値上げについて市長から説明がありました。

 けやきの家は定員19名のところに29名が通所し、早期の対応が迫られていました。道場一丁目の市民プール跡地に定員40名規模の平屋建てプレハブを5年間リースで建設したいということ。2は、平成10年から給食費を据え置いてきたが、最近の食材料費高騰から一食当たり30円程度の値上げを来年一月から実施したい。小学校3600円を4000円に、中学校4200円を4700円に引き上げるというものでした。
子ども医療費を小2まで無料に 下水道料金12.5%値上げ
新座市行革推進本部が提案
 共産党市議団は、市が検討している行革リストラ案を情報公開で入手しました。新座市行財政改革推進本部(本部長・須田市長)の中の「サービス水準適正化部会」の報告です。(10月17日現在)

 報告によると、05年度から連続三年間、高齢者の敬老金や障がい者のガソリン代補助など10億円以上をカットしてきたため、福祉事業は来年度ほとんどが現状維持になっています。敬老会などは「この事業を廃止すると市の敬老事業がなくなってしまう」として「88歳と99歳以上の現状維持」としています。

 しかし、来年度下水道料金の12・5%の引き上げが予定されていることがわかりました。これは「高金利の下水道債の繰上償還を認める代わりに値上げをせよ」という国の方針に従ったものですが、景気低迷で苦しい家計をまたもや直撃する公共料金の引き上げです。

 その一方、長い間市民の願いであった、子ども医療費無料化や林間学校バス代補助が増額される計画になっています。

 子ども医療費(通院費)は小学校2年生まで拡大(7100万円)、林間学校補助は、小5が2000円に、中2が4500円に倍加され、リストラ本部が削減した以前にやっと戻ります(約400万円)。

 日本共産党は、保護者負担の軽減を何回も議会で取り上げ、「子ども医療費の無料化年齢の拡大」や、「朝霞4市で最低の林間学校補助を増やせ」と提案してきました。景気が悪いなか、不要不急な大型事業は先送りし、市民の暮らし第一の市政にすべきです。
新座市農産物収穫祭開催される
ほうれん草は高橋昭夫さん、ニンジンは長谷部当美子さん
新座市農産物収穫祭
(写真撮影:小鹿伸衛市議)

 新座市の農産物の収穫祭が11月9日盛大に開催されました。当日は国際交流協会の交流デイや、すぐそこ新座発見ウォーキングが同時開催され、約7000人の市民が参加しました。

 農家が丹精込めて作った農産物は429点で特別賞は28賞ありました。

 埼玉県知事賞はほうれん草は菅沢下地域の高橋昭夫さん、ニンジンは大和田中地域の長谷部当美子さんと決まりました。

 見事な野菜は10時から11時にかけて市民の皆さんに完売されました。農業委員を務める小鹿伸衛議員も参加しました。

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