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東京都からの車を招き入れるだけ? |
榎木ガードの渋滞そっちのけ |
総事業費274億円・保谷朝霞線「待った!」 |
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04年度予算で保谷朝霞線の道路幅を現在の20mから27mに広げ、車線数を4車線に増やすための「都市計画変更案の資料費510万円」が計上されました。
保谷朝霞線とは、東京都の調布保谷線のことで、東京都が2010年に36m幅・4車線で都県境の野寺にぶつけてくる形の道路です。
市は、この対応のために保谷朝霞線の道路幅や整備手法を決めるために、交通量調査や市内を走る16本の都市計画道路整備の優先順位を調査したとしています。
しかし、この調査報告書によると、保谷朝霞線は「都県境から榎木ガードまで総延長4440m、総事業費約274億円。4車線で立体交差が2ケ所必要」などという莫大な経費のかかる道路になっています。
市は当面「産業道路までの1740mを整備したい」としてその先の榎木ガードまでは保谷志木線と競合することから整備を考えていないようです。それでは渋滞のネックである榎木ガードの解決は永遠に遠のくことになります。
新座市の道路の特徴は「通過車両が多く、歩行者や自転車にとって安全な道路が少ない」ことです。太い道路をつくっても東京都から車両が流れ込んで渋滞を深刻にするだけではないでしょうか。
日本共産党は、「榎木ガードの解決を先決すべき。二百億円もの道路のために他の道路の歩道設置などが後回しになる」として当初予算の土木費に反対しました。 |
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