日本共産党新座市議会議員団
政策・実績
2004年
3.市民の願いを切り捨てる保守、公明党、民主党
<市民の願いをだまって否決>
 年金や医療の改悪、野放し規制緩和など、国の悪政から「市民を守る砦」となることが市政の重要な役割の一つです。ところが、保守、公明党、民主党は国の悪政はやむをえないと批判の声は一切上げません。『鈴木宗男議員の議員辞職を求める意見書』『医療費3割負担の凍結を求める意見書』『消費税増税反対』など、市民の当然の声も国に届けずに不採択としました。市民感情とまったくかけ離れています。このような議員がいくらいても、市民の声は政治に届きません。(下表参照)

 今、イラク攻撃やその後の占領支配への反発からテロが頻発し、市民は心を痛めています。昨年、世界中が「イラク攻撃やめよ」と反戦の声を上げている時、共産党は他会派と共同で『イラク攻撃即時中止の意見書』を提案しました。ところが公明党は、イラクは大量破壊兵器を持っており、国連の査察を受け入れなかったと年表まで配って「イラク攻撃やむなし」と意見書に反対。大量破壊兵器は今だ見付からず、イラク攻撃の根拠は根底から崩れています。平和の党の看板は完壁にはげ落ちています。

 また、保守、公明党などは『高層マンション反対』『放課後保育室入所を6年生まで』『自転車置き場の存続を』など市民から寄せられる切実な陳情もたびたび否決し、市民を失望させています。ゆきとどいた教育を願って約1万筆の父母の署名とともに2003年12月議会に提出された『30人学級を求める陳情』に対して、三村邦夫議員(保守・新和会)は「新座は副担任で効果をあげている。教育制度を安易に変え、子どもを実験台にするのか。不採択すべきだ」と述べ陳情を否決しました。
消費税の増税反対 2000.3 保守.公明が反対
放課後保育室の対象学年を6年生まで延長求める陳情 2000 保守.公明が反対
学校給食の民間委託の再検討を求める陳情 2001 保守.公明.民主が反対
鈴木宗男議員の辞職を求める意見書 2002.3 保守.公明が反対
野火止四丁目自転車置き場の存続を求める陳情 2002.3 保守.公明が反対
医療費3割負担の凍結を求める意見書 2003.3 保守.公明が反対
イラク攻撃中止を求める意見書 2003.3 保守.公明が反対
3市合併協議会の設置の検討を求める陳情 2003.6 保守.公明.民主が賛成
政党助成金の廃止を求める意見書 2003.6 保守.公明が反対
30人以下の少人数学級を求める陳情 2003.12 保守.公明.民主が反対
<市民いじめの行政リストラ推進、民主党の変質>
 保守、公明党、民主党は市政では「行政リストラ」を積極的に推進。市の行政リストラは調整区域への下水道敷設など大型事業は聖域としながら、福祉の補助金を削り、公共料金値上げが主流です。保守、公明党は敬老金の廃止(97年)、保育料値上げ(99年)、学校給食の民間委託(01年)を推進。公明党は気に入らない団体、埼玉土建について二度も一般質問し土建国保への補助金カットに狂奔しました。

 市長与党である保守、公明、民主は本会議でほとんど質問せず、4年間16回の定例市議会で1〜2回しか一般質問をしなかった議員が保守系で4人もいます。黙って座っていて市長の提案に賛成するだけの議員ぱかりで、議会の機能は果たせるでしょうか。市民の目線で予算をチェックし、質問、討論する共産党議員の役割がとりわけ大切になっています。

 民主党は先の総選挙からかつての野党としての立場を投げ捨て、財界のたくらむ「保守二大政党制、消費税増税、憲法改悪」の路線に完全に組み込まれてしまいました。新座の田中幸広議員(民主)も以前野党でしたが2000年から「市民クラブ21」(保守会派)に鞍替え。議案に対する態度もほとんど保守、公明党と変わらず、須田市政の予算に賛成討論までして保守市政を褒めたたえています。若さを売り物にした民主党候補が全国に乱立しますが、市民いじめの悪政の押し付けは小泉内閣と変わりないことを市民に知らせましょう。
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