日本共産党新座市議会議員団
政策・実績
2004年
4.日本共産党の市議選での重点政策
 弱肉強食の小泉構造改革のもと、年金や医療、雇用など将来への不安を多くの市民が抱えています。日本共産党は憲法改悪や消費税増税を許さず国民の生活向上と平和な国づくりを皆さんとともに進めます。国の悪政の「防波堤」となり市民のくらし、福祉をまもって頑張ります。以下私たちのめざすまちづくり、重点政策です。
福祉を充実させます
1. 乳幼児・障害者の医療費の窓口払いをなくします。
2. 特別養護老人ホーム、障害者の方の施設などを増やし、充実していきます。福祉総合
窓口を設置して市民が利用しやすいように改善します。
3. 保育園の新設、建て替えで待機児童を解消し、子どもたちの発達保障に努力します。
4. 幼稚園児へ補助金を増額し、子育てを応援します。
5. 障害児・者の発達、成長を支え、社会参加と自立支援の願いにこたえていきます。
6. 希望する介護がうけられるよう施設整備やサービスの充実に努めます。
2暮らしと営業をまもります
1. 高すぎる国民健康保険税を引き下げます。資格証明書の発行をとりやめます。
2. 小規模工事登録制度をさらに充実させ、地元業者の仕事確保に努めます。住宅リフォ
ーム補助金制度を創設します。公共事業は市内業者優先にします。
3. 「にぎわいのある」商店街への支援を強めます。
4. 地元の中小業者・商店、消費者、専門家が参加した(仮称)地域経済振興会議を設置
して、将来のまちづくりを展望した商工業振興策をつくります。
5. いきがいづくりも兼ね、高齢者の働く場を増やすため、シルバー人材センターを応援
します。
3教育環境を充実し、文化・スポーツの発展をめざします
1. 30人学級を実現します。
2. 就学援助の拡充、宿泊行事への補助など教育費の保護者負担軽減をはかります。
3. 教育予算をふやし、老朽箇所の改修、施設設備の改善、図書の充実を進めます。
4. 中学・高校生、青年自身の意見要望をふまえ、青年の居場所づくりをすすめます。
5. 小ホールを併設した施設をつくり、文化活動の拠点とします。
6. スポーツ施設を改善し、市民がいっそう利用しやすいようにします。
4環境をまもり、安全で住みよいまちづくりを進めます
1. 歩道の整備、道路幅の拡幅で、歩行者や自転車が安心できる道路整備を進めます。
交差点に右折車線を設けるなどして、渋滞解消に努めます。
2. みどりを守り、市民が憩えるような公園を増やします。
3. 防災対策を強化し、震災対策を充実します。
4. シャトルバスの新規路線の設置するなど、バス路線の改善を進めます。
5. ダイオキシン規制、悪臭防止条例などを守らせ、大気、土壌、水質環境を改善します。
6. 開発手続き条例、みどりのまちづくり条例等を市民の住環境を守る立場で生かします。
5市民が主人公の市政を
1. 市民が行政に参加する機会をふやします。
2. 男女平等の施策を推進します。
3. 住民無視で進める3市合併に反対します。
4. 不要不急な大型事業の見直しを進め、行政リストラに反対します。
(公共料金値上げ、公共施設や保育園、給食調理の民間委託に反対します)
5. 基地撤去の運動をすすめ、平和事業を推進します。
財源はどうするか
 須田市政はこの10年間で借金を約100億円も増やし、財政が厳しいからと学校や保育園の事務用品の削減、福祉団体への補助金を削るなど冷たいリストラを進めてきました。また、「経費節約」をと学校給食の民間委託まで強行。国の誘導に素直に従って借金を増やし続ける財政運営こそ問題です。市民一人あたりの将来にわたる借金は30万2424円で県下でも11位(41市中、2002年度)と上位ですが、いっこうにその姿勢を変えようとしていません。財政調整基金は9億1931万円あり、それをいくらかでも取り崩せば、高齢者や子育て支援、不況で苦しむ市民を救済する施策がいくつも実現できます。また、生活道路報償金制度など、必要のない業者甘やかしの制度の廃止で、約1億円の財源が生み出せます。

 土木費の使い方も不明朗で、市民ニーズの薄い公園を買収したり、計画にない道路整備が突然割りこんだり、一点豪華主義の橋や都市計画道路の整備のために、いつまでも危険箇所が直らないなどの矛盾が現れています。約350億円強の一般会計予算の使い道を、市民要望に真に答え「暮らし、福祉、教育」中心に切り替えれば、福祉の充実は可能です。
政策・実績 2004 トップに戻る