日本共産党新座市議会議員団
政策・実績
2004年
2.市民の皆さんと力をあわせて実現しました
 日本共産党の立党の精神は「住民こそ主人公」。雇用不安、倒産、リストラ、社会保障の後退などに苦しむ市民のいのち暮らしを守ることです。6名の議員団は、年4回の定例市議会では6名全員が必ず一般質問をおこなって、市民要求実現のために奮闘してきました。また、地域要求は署名やアンケートを元に市や県と交渉もおこなってきました。以下、市民の皆さんと力を合わせて実現してきたことです。(98年〜2003年)
1.小学校入学前まで医療費を無料化しました
 乳幼児医療費無料化は4年前は満2歳児まででした。共産党は「アレルギー疾患など長期治療が必要な子どもも増え、医療費無料化は若い子育て世代の強い要求だ。」とこの4年間だけでも7回一般質問で取り上げ、市長に実施をせまってきました。1歳拡大すると約2000万円かかるという試算が正確でないことも指摘し、2000年7月から満3歳児、2002 年7月から満4歳児、2003年7月から就学前まで無料とすることができました。新日本婦人の会からの陳情採択、予算要望など市民運動も実現の力になりました。
2.介護保険を使いやすく。低所得の方の保険料を引下げました
 介護保険料は年金暮らしの高齢者に大きな負担です。共産党は「非課税世帯など低所得者に保険料軽減を」と議会で取り上げ、年金者組合などとも強く要望してきました。市は2003年度からの保険料を据え置き(1億8千万円の基金を活用)、低所得の方は減額されました。(第一段階20%、第二段階6.7%の減額)また、介護保険が利用できるよう利用料補助制度(1/2〜1/3)の周知を何回も取り上げ、サービス利用率が向上しました。
3.障害児・者の切実な願い実現にがんばりました
 みどり、わかぱ学園(障害児施設)の「床暖房、エアコン設置」「通園バスの買替え」、知的障害者「地域デイケア」の増設や改修の問題、「精神障害者の医療費補助」など切実なご要望を聞き取り、議会でも取り上げて実現してきました。「介護保険認定者の障害者控除」も繰り返しとりあげ、今年の確定申告から申請すれぱ減税されることになりました。
4.学校の危険箇所を改善、トイレ改修も来年から
 議員団は2003年夏、ほぼ全部の小中学校と保育園を訪問し、ご要望を聞きながら危険箇所は写真に撮って改修を市に要求しました。玄関壁の塗装(野寺小)、渡り廊下のひび割れ、プールの手すり(西堀小)、校庭の水捌けの改善(二中)等が改善。臭い暗い汚いと3Kとも言われる「トイレ」は先進市を視察して議会で提案。来年から改修が始まります。
5.市内業者の仕事確保や商店街支援事業も前進しました
 学校の大規模工事を市内業者だけの共同企業体方式で請け負うなど、市内業者の仕事を増やしました。埼玉土建組合と力を合わせ、「50万円以下の市の公共工事は地元に」と小規模工事登録制度を実現。今年度はこの制度を利用した業者の受注割合は昨年度より4倍(全体の28%)に増えました。共産党が提案した「空き店舗活用」は「すこやか広場」としてあたご、北野、栄で実現。商店街の駐車場などの補助を1/2から2/3に、街路灯の電気代補助は地域の防犯灯の役割を果たしていると主張し、1/2から3/4に増額させました。
6.産業廃棄物焼却施設を住民と共に撤去させました
 新座駅近くの悪臭と煙害で喉の痛みや気分が悪くなるなど、住民に健康被害が広がりました。共産党は住民と一緒に調査、パトロールして原因は産業廃棄物焼却施設からと突き止め、議会への請願提出など運動を共にしました。2003年、焼却施設は撤去され、ダイオキシン濃度も激減しました。
7.高金利市債の「借り換え」等で利子を節約しました
 超低金利時代に、4%台の高金利市債の支払いが地方自治体を苦しめています。共産党は「借り換えや繰上げ償還で利子節約を」と銀行と交渉するよう提案。志木地区衛生組合では、約3億円の利子が節約されました。(2001年借り換えで2億1000万円、2003年繰上げ償還で8031万円の利子節約)
8.志木駅地下駐車場計画を延期させました
 市は120台の地下駐車場(一台当たり約1000万)を計画していましたが、日本共産党は「地下駐車場はどの自治体でも大赤字で借金を背負う。放置自動車の実態調査が多めで不正確。駐車場不足は将来もないこと」などを指摘して大規模事業の見直しを要求してきました。その結果、市は財政状況から地下駐車場は前期計画(2005年度まで)から延期しバリアフリー対策として駅前広場にエレベーターだけが設置されることになりました。
9.税金不正事件の裁判で勝利し、市長に賠償させました
 有力者の市民税滞納755万円を市が督促もせずに消滅時効にしようとした問題で、共産党は市民と「税金の不正をただす会」を結成。市長の徴収怠慢を認め、全額支払いを命じた監査勧告に従わない市長を相手取って2年間裁判で争い、2000年市長に約52万円(時効以外の市民税)を支拡わせました。
10.住民運動で4市合併をストップしました
 共産党は市民の皆さんと「4市合併に反対する新座市民の会」を結成。住民サービスが低下し、借金が増えるだけの4市合併の本質と国の狙いを議会内外で明らかにするため、学習会、あきる野市の視察、全戸配布、街頭宣伝、合併協議会への申し入れや記者会見、会のホームページ開設など、精力的な運動で4市合併にストップをかけました。
その他、この4年間で実現したこと
福祉
放課後児童保育室にクーラー設置を ☆2003年度、全保育室に設置
東北放課後児童保育室の狭さ解消を ☆東北小隣地に新設、2004年3月開設
障害者デイケア施設の新増設を ☆2002年4月、第三デイケア(アイズ)
障害者デイケア・くるみの木建替えを ☆2003年予算化、2004年1月オープン
みどり学園の老朽化改善、送迎バス買替えを ☆2001年エアコン、床暖房設置、新車買替
精神障害者の医療費補助を ☆実現、手帳取得時の診断書料5000円助成など
障害者の支援費制度の充実を ☆2003年度自己負担なし、担当職員を2名増加
前立腺がん検診の実施を ☆2002年4月から実施
介護保険の低所得者対策を ☆2003年度から保険料を6段階にして低所得者
軽減
介護保険施設入所のための高額診断書料補助 ☆2003年度補助約束
介護保険利用料補助制度の周知を ☆認定者に利用促進補助金のちらしを同封
介護認定者に障害者控除を ☆今年の確定申告から申請にもとづき減税になる
特別養護老人ホームの基盤整備を ☆2002年、晴和苑増床30 2003年、みかんの
里増床30
ホームレス者の自立支援を ☆生活保護などで対処
家庭保育室の環境改善を ☆2000年、立ち入り検査おこなう。保護者負担
軽減
保育園の待機児童対策を ☆北野の森、新堀保育園新設、第三保育園拡大
教育
小中学校の危険箇所の改修を ☆2002年、野寺小玄関外壁の塗装、西堀小
プールサイド改修等
水捌けの悪い校庭の改修を ☆毎年百万円かけて3校ずつ整備。2003年度は
二中、片山小、西堀小
3Kトイレの改修、洋式トイレの設置を ☆2005年度まで5校。2004年度は第六中で
大規模改修と同時
老朽化した第四小の建替えを ☆2003年、増築工事始まる
学校給食調理員の適正配置を ☆901名以上5名が701名以上5名に改善
学校図書に常勤司書を ☆図書整理員の勤務時間120を140時間に
幼稚園就園補助金の増額を ☆2000年度から2万5千円を3万円に
野火止運動揚のコート整備を ☆800万円で予質化
交通道路
シャトルバスの充実を ☆2002年3月から新座駅乗り入れ
8便−12便に増便
馬場団地経由の路線を ☆2003年7月から一部路線変更
貝沼バス停に駐輸場を ☆2001年、馬喰橋たもとに設置
西屋敷住宅前バス停に屋根を ☆2003年度中に本多一丁目設置
交通バリアフリー法により鉄道事業者の
協力で駐輪場、エレベーター設置を
☆要請する
志木駅南口駅前広場の地下駐車場中止を ☆凍結される。エレベータはつくる
野火止四丁目駐輸場の存続を ☆2002年6月30日以降残る
まちづくり、環境
マンション間題の相談窓口を ☆2003年、建築課に相談窓口設置
商店街電気代の全額補助を ☆2002年、1/3を1/2補助に
小規模工事登録制度の活用で地元業者に
仕事確保を
☆管財課が一括して促進する
あき店舗の活用で商工振興を ☆すこやか広場を毎年設置
新座駅周辺の悪臭対策を ☆請願採択。超党派で県に申し入れ
焼却炉の撤去2003年夏
公園、みどりなど
栄一丁目斜面林について ☆2000年度、緑地保全法による認可
野火止用水遊歩道を名所に。トイレの表示、
照明灯、道標設置を
☆2003年度中にやる
遊び場存続を ☆2001年、野火止五丁目国税局から買上げ
野寺四丁目公園に日除けを ☆2000年設置
柳瀬川堤防や河川敷整備を ☆2000年、2002年、遊歩道の整備
中東公園に幼児用遊具を ☆2001年、すべり台などを設置した
公園のない畑中三丁目に公園を ☆三丁目緑地公園
畑中二丁目床下浸水の対策を ☆2002年、雨水管敷設替え工事
財政、その他
志木地区衛生組合の財政運営改善を ☆繰上げ償還
高金利の市債の借り替えを ☆2002年、金利の低いものに繰上げ償還で
利子節約
現職議員の公共事業下請け参入 ☆2000年、議会で自粛申し合わせ
パート労働者向けの雇用と権利を守る
ハンドブックを
☆県のハンドブックを取り寄せる
公共施設案内標識を分かりやすく ☆2003年、実施予定
東北出張所を二重ドアに ☆2002年4月、実施
西堀集会所を投票所に ☆2003年、改善する
野火止七丁目に集会所を ☆2000年、第二区画整理区域にふれあいの
家を約束
「3.市民の願いを切り捨てる保守、公明党、民主党」 →
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