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市内循環バス「にいバス」運行事業 |
一部見直し案が示されました |
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11月30日の新座市議会全員協議会で、市内循環バス「にいバス」の運行事業の一部見直し案が示されました。
「にいバス」は福祉的意味合いの強いコミュニティーバスとして平成21年10月から運行を開始しました。平成22年11月には市民要望を受けて路線などを見直して、各老人福祉センターを起点とする北コースと南コースの2経路で運行しています。運行見直し後、70人の市民の方から合計99件の意見・要望が寄せられたため、新座市は庁内検討委員会を設置して今年の5月から10月まで検討を行ってきました。
市民からの意見・要望の主な内容は、
バスの増便に関すること(新座団地、栄・池田地区、西堀・新堀地区)
バス停の新設、ルート変更(石神、北野、公共施設、病院等)
市役所起点へ変更
市役所での乗り継ぎを希望、です。
検討委員会の一部見直し案は次の通りです。
運行ルートは3ルートに
バスの台数を現行の2台から1台増やして3台とし、運行ルートは現行の2ルートから、北コース、東コース、西コースの3ルートに、基点は全コース新座市役所にします。各コース2〜3便増便します。
1、北コース(循環方式)
第二老人福祉センター、 志木駅、新座駅方面
○現行の北コースに入っている中野地域がコースから外れ、北野地域に新たに乗り入れます。菅沢・あたご方面が西コースになります。
○1周 60分
○左右両方向廻り
○バス停留所数 22か所
主なバス停留所
市役所―(仮称)ふるさと新座館前―新座駅南口―(仮称)新座駅北入口―(仮称)大和田―第二老人福祉センター―新座団地―志木駅南―(仮称)北野病院―(仮称)野火止北団地―(仮称)立教大学南―(仮称)ふるさと新座館前―市役所 等
2、東コース(循環方式)
栄・池田地区、ひばりヶ 丘駅、老人福祉センター 方面
○現行の南コースから、西堀・新堀、清瀬駅方面がはずれて西コースになります。
○1周 65分
○左右両方向廻り
○バス停留所数 30か所
主なバス停留所
市役所―畑中ふれあい遊園―新座高校―市営墓園―栄公民館―栄六条通り―前原―第五中学校前―野寺小学校前―ひばりヶ丘駅入り口―堀ノ内病院前―老人福祉センター―(仮称)静風荘病院前―(仮称)児童センター―市役所 等
3、西コース(シャトル「往復」方式)
それぞれ、各老人福祉 センターを通る2コースに分かれます
市役所〜清瀬駅入口コース
○片道 31分
○バス停留所数 18か所
主なバス停留所
市役所―(仮称)市民総合体育館入口―(仮称)総合運動公園西口―(仮称)石神小学校―新座病院―堀ノ内病院―老人福祉センター―新座病院―(仮称)石神小学校―西堀―(仮称)清瀬駅入り口 等
市役所〜第二老人福祉 センターコース
○片道 17分
○バス停留所数 7か所
主なバス停留所
市役所―山下橋―十文字女子大前―菅沢子ども広場―あたご第二児童遊園―団地センター―第二老人福祉センター
通勤者の利用も考慮
運行時刻は、老人福祉センターのサークル時間におおむね対応すること、栄・池田地区、新座団地、西堀・新堀地区、野寺・栗原地区から新座市役所への利便性を向上させること、通勤者にも利用してもらえるよう4つの駅への到着時刻を午前7時半前に設定すること、各駅から午後6時代に出発する時刻を設定すること等を配慮しています。
また、上屋を設置するバス停を検討します。乗り継ぎについては、乗り継ぎ券発行のコストや運転手の負担が増えるため今まで通り正規料金を支払うこととしています。日曜日の運行についてはこれまでの土曜日の利用が少ないため運休することとしています。
8月から新ルートの予定
今後、議員や市民の意見を聞き、3月までに市民も参加しているの新座市地域公共交通会議を開いて、4月に関東運輸局へ変更申請、市民への周知を経て、8月頃に新ルートによる運行を開始する予定です。 |
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