笠原すすむ議員 |
「国民健康保険特別会計が、平成23年度決算で11億3千万円も黒字となった。国民健康保険税を引き下げるべきだ」笠原進議員は18日の一般質問で国保税の引き下げを要求。
須田市長は「最終決定ではないが、私も引下げしたいと考えている」と応じました。
笠原議員は3月議会でも「国保税引き下げ」を提案しましたが、市長は「医療費が増加する見通しで国保会計は厳しく、引き下げは出来ない」と答弁していました。
均等割(一人割)、平等割(一世帯割)の引き下げを
笠原議員は、「黒字となった大きな要因は、医療費が当初予算より5億8百万円も少なく支出が減った。国保税が当初予算より1億3100万円も増え、収入が増加したことがあげられる。市民の努力で医療費が減り、国保税の納入率も初めて前年より良くなった。11億円の黒字を市民に還元すべきだ。」「今度の引き下げは所得割だけでなく、均等割(一人割)、平等割(一世帯割)も引下げ、加入者全員が引き下げられるようにすべきだ」と主張しました。
市長は当初「前回同様に所得割を引き下げたい」と答弁しましたが、笠原議員は「所得割だけでは、9587世帯(28・9%)の加入者が対象外となる。みんなで努力してできた黒字だ。3割近い人が対象外であってはならない。全員が恩恵を受けるべき」と繰り返し主張。須田市長も「よく考えたい」と検討を約束しました。
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