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第二中(階段室天井)から高濃度アスベスト |
クリソタイル(白石綿)33%など。一月末以降除去工事 |
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吹付けアスベストが使用されている26施設の調査結果が12月1日、市議会全員協議会で報告されました。
アスベストが検出されたのは、小中学校5校、老人福祉センター、公民館など11施設。(下表参照)含有率は1%以上が問題ですが、特に第二中学校ではクリソタイル(白石綿)33%、アモサイト(茶石綿)56%と高濃度のアスベストが検出されました。
これに対する市の対策は「第二中は、業者を手配して12月3日に浮遊石綿濃度測定(空気中に浮遊しているアスベスト測定)を行い、浮遊防止のため階段天井部を囲いこんだ」また、「八石小と池田小の音楽室の天井からも検出されたので、11月30日から使用禁止とした」「学校の除去工事を優先して除去工事を行いたいが業者が混んでいて一月末以降でないと実施できない。除去費用は平米単価3万円と試算して4356万円」「学校以外の施設はアスベスト浮遊濃度測定を年度内に行いたい」などの報告がありました。
議員から「浮遊調査費用はいくらか」「普通教室は調べないでよいのか」「新堀小は除去工事後の方が浮遊濃度が高くなったのは何故か」「除去工事に国の支援は」などの質問があり、市の回答の要旨は次のようです。
「浮遊調査は基本2万円プラス一箇所3万円」「アスベストは防音、吸音剤として使用するので普通教室には使用していない」「新堀小は除去工事直後に測定したので高かったと予想している」「500平米以上の大型除去以外には国庫補助はない」などでした。 |
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