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道路行政は維持管理に力を入れよ |
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05年度の土木費は、44億7千万円余で前年度当初より8億円減(15%減)。予算総額342億2800万円に占める割合は13・01%です。
目立った事業はなく、予算の半分22億円を下水道や土地区画整理事業に繰り出し、残りの普通建設事業9億8千万円中、大きなものは栗原公園や妙音沢緑地、都市計画道路などの購入費約8億4千万円です。
共産党の小鹿・工藤議員は建設常任委員会で「『道路維持補修費』が昨年度より一億円減、『道路改良工事費』が、一億円も滅っている。また危険箇所の拡幅や隅切りのための『土地購入費』が全く0円の当初予算は初めてではないか。これで市民の要望に応えられるのか」と質問。市は『道路用地購入費は債務負担行為で進めていく」と答弁しました。しかしこれでは決まった路線以外の危険箇所には全く対応できません。また、来年度は財政難を理由に『私道舗装の補助金』や『指定保存樹木の奨励金』も中止したことがわかりました。
日本共産党は「市民からは道路の傷みや振動など多くの要望が出ており、維持補修や改良費を削減すぺきではない。新しい道路をつくることより、今ある道路の維持管理に力を入れていくぺき。また、雑木林の保存をうたうのなら、保存樹木の奨励金や生垣設置の補助を続けるのが市民への市の姿勢ではないか。」として土木費部分について反対しました。 |
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