日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2016.5.29  No.1667
日本共産党新座市委員会
保育園の新設、改修費に約2億円
6月議会はじまる
 新座市議会第2回定例会は、5月31日から6月17日までの日程で開かれます。市長が提出した議案は、条例改正8件、予算2件、道路の認定・廃止5件、人事3件の合計19件です。

保育士の配置基準緩和の条例も

 条例改正の大半は、国の法律改正に伴うものです。子ども・子育て支援法の施工令と規則が改正され、低所得世帯と多子世帯の保育料を減額するもの。待機児童解消のため、安倍政権は保育士の配置基準を緩和しますが、新座市でも小規模保育事業所A型等の場合、基準緩和の条例が提出されました。住民基本台帳カードを使用した自動交付機による住民票と印鑑証明書の交付を9月30日で終了する議案も出されます。

定員を122人増 来年4月オープンも

 一般会計補正予算(第一号)は3億1637万円を補正増し総額を477億2737万7千円とするもの。3億円中2億円は、待機児童解消に向けて保育園3園の新増設で定員を合計122人増やす民生費です。
1定員75人の「認可保育園」を野火止4丁目に新設。2「キッド・スティ新座保育園」(野火止1丁目)の改修で定員70人を90人に拡大。3家庭保育室の「アメリカンキッズ英語保育園新座園」を改修し、定員27人の認可保育園にするの三園です。

障がい者グループホーム建設に1616万円補助

 その他の補正予算の主な内容は、1マイナンバー制度の自治体間の総合運用テスト委託2570万円、2畑中会館の机、椅子等の整備補助110万円、3中原・本多集会所敷地内排水設備の設置費99万円。4障がい者を守る会が進めているグループホーム建設補助1616万円(1/5)5国民健康保険税の広域化にむけてシステム改修383万円、6新堀2丁目14番地内の道路整備費1350万円等です。
 日本共産党議員は市民要望に基づき6人全員が一般質問をします。議会傍聴においで下さい。
保育園が増えます
1定員75人の認可保育園を新設。(総事業費2億5242万円。その内新座市は7265万円、国庫補助1億4531万円)
2キッド・スティ新座保育園(野火止1丁目)の改修で定員を90人に拡大(施設改修工事費2700万円。その内新座市が675万円、国が1350万円補助)
3アメリカンキッズ英語保育園新座園が来年4月から定員27人の認可園に(改修費3200万円のうち、新座市が267万円。国が2130万円補助)
6月議会の日程表
基地あるがゆえの繰り返し 参院選挙で決着を
共産党参院埼玉選挙区予定候補 伊藤 岳
共産党参院埼玉選挙区予定候補 伊藤 岳

 米軍属の元海兵隊員による、沖縄女性暴行・殺害事件が起きました。「またか!」という思いで、ニュースを聞きました。基地があるゆえの悲しみ!、基地があるゆえの繰り返し!・・・
 やはり、基地はいらない!沖縄新基地建設問題が改めて参院選の大争点として浮上してきました。

 そもそも、銃剣とブルドーザーで住民の土地を強奪して作られたのが、沖縄の米軍基地です。後を絶たない米軍兵士による犯罪の数々。いままた、美しい辺野古の海を埋め立ててまで新基地を建設しようとしています。
 日本政府は、アメリカに新基地建設中止をキッパリと要求すべきです。
 参院選1人区の野党統一候補も、全てで決定の見通しが立ちました。安倍政権を打倒しましょう。

「私たちがやっているのは保育でなく見張り」
深刻な学童保育の支援員不足
学童保育の会の総会 石島市議が挨拶
 第44回新座市学童保育の会の総会に呼んで頂きました。ここ3年学童は200人も増え、4月1日入所は1441人になる一方、支援員さんはハードな業務に応募が少なく欠員状態が続いています。

 「夏休みにプールや動物園に連れていけない」「私たちがやっているのは保育でなく見張り」等の発言が相次ぎます。支援員さんの待遇改善で、一人ひとりに寄り添える保育にとの熱意が伝わる大会でした。党を代表して石島市議が挨拶をしました。

(記・工藤市議)
賃金・単価の大幅アップで生活改善!
安倍暴走政治ストップへ
埼玉土建新座支部が第46回定期大会
埼玉土建新座支部が第46回定期大会
 5月22日、埼玉土建労組新座支部の定期大会が開催されました。

 笠原市議団長は「住宅リフォームや小規模工事登録制度などをもっと改善し大型開発でなく地元業者の仕事確保で景気回復を。直前の参院選挙で平和と暮らしを守る共産党の躍進に全力を尽したい」と連帯の挨拶をしました。
6月議会で質問します!
日本共産党市議団 6月議会一般質問の内容
 日本共産党市議団の6月議会での一般質問は下記のとおりです。
 新座市議会は、インターネットによる議会ライブ中継を行っています。また、約5日後には録画も見ることができます。↓
新座市議会インターネット中継 新座市議会インターネット中継
工藤かおる議員 6月7日(火) 5番目 15時過ぎ〜
工藤薫議員
1. 特養老人ホームの空きベッドの解消を。3月議会後の取り組みは進んでいますか。
2. 市内介護施設で65歳以上の職員の不当な給料天引きが労基署の指導で返金されました。介護職員の処遇改善を進め、介護離職をふせぐため、市も県と連携してた取り組みの強化を。
3. 若い世代の主権者教育と投票率の向上について。小中学生議会のテーマに教育問題や18歳選挙権などを。弁護士などに依頼して憲法や立憲主義、選挙の意義などの出前講座をおこなう、大学内に期日前投票所の設置を。
4. 本多テニスコートの改修と全天候型のオムニコートに整備を。
5. 防災行政無線の難聴地域の解消を。近隣市で実施している防災無線内容の「メール配信サービス」の実施を。
小野だいすけ議員 6月9日(木) 1番目 9:30〜
小野大輔議員
1. 安保関連法制(戦争法)は、憲法9条を乱暴に蹂躙し、これまで日本が守ってきた平和主義、立憲主義を根底から覆すものです。市長の見解を問う。新座市健康平和都市宣言の実現のために「安保関連法制の廃止」の発信を。
2. 「旧大正保育園跡地を図書館や地域の憩い場に使ってほしい」との要望があります。解体はいったん中止し、耐震補強工事など活用法をURと協議を。
(資料要求:旧大正保育園の解体費用、バリアフリー化・耐震補強の費用)
3. にいバスについて。北野・野火止5丁目地域へのにいバス乗り入れの準備状況、バス停の設置位置や安全対策を。
4. ブラックバイトについて、労働組合や弁護士などの力を借りて市独自の相談窓口の設置を。(資料要求:パンフレット、ポスターの活用状況がわかるもの、労働問題について市に寄せられた相談件数)
笠原すすむ議員 6月12日(日)休日議会 1番目 9:30〜
笠原進議員
1. 国民健康保険税の引き下げを。
2. 高齢者相談センターの人員体制と、西堀・新堀地域に高齢者相談センター設置の進行状況と住民への周知を。
3. 地下鉄12号線延伸の可能性は低いのでは。9億円の積立金を取り崩して活用すべき。
4. 石神小の大規模改修を来年度実施すべき。
5. 学校給食費の一人1000円補助と、第三子無料化を実施すべき。
6. 保育園の待機児童対策を。
7. 西堀集会所を投票所に。
8. 新座駅北口土地区画整理事業の国庫補助金の削減は市財政を圧迫している。今後の見通しは。
石島よう子議員 6月14日(火) 1番目 9:30〜
石島よう子議員
1. 放課後児童保育室支援員は14名も欠員で深刻です。国の補助金を活用して処遇改善を。資料要求1各保育室別の児童数、必要な支援員数(嘱託職員・規定による臨時職員・障がい児加配職員)、配置された支援員数(同上)欠員数(同上)等。
2. 子どもの放課後居場所づくり事業(ココフレンド)は、大学とも連携して充実を。
3. 片山ファミリープールを維持補修し、再開できるようにすべき。
4. 感震ブレーカー設置補助をおこない、木造密集地域に設置を進めよ。
5. 道場集会所にキャスター付きテーブルや、テーブル保管倉庫を。
6. 都市計画道路保谷朝霞線の産業道路から国道254号線までの整備は、住民合意が得られる20m2車線に知事に申し入れを。
7. 県道前沢保谷線の側溝の改善を。
辻みき議員 6月14日(火) 2番目 11:00頃〜
辻みき議員
1. LBGTの理解を深める取り組みについて。1性的マイノリティの方は13人に1人にのぼり、誤解や偏見から孤立しがちな状況があります。市民に理解を広げる講座、講演会による啓発、図書館、学校図書室に関連図書を増やしてはどうか。2子どもたちの理解を深める取り組みを。教育に携わる大人への啓発や研修、小中学校に ポスターやチラシ、冊子での啓発を。3教育現場や市に専門の相談員の配置、広報にいざの「相談いろいろ」に性的違和の相談体制充実を。
2. 野火止浄水場水道タンク跡地建設予定のバス待機所は、小中学校、幼稚園、保育園、老人ホームなどがあり、日常的にバスが出入りすると住民の安全を最優先に代替地を考えるべきです。また、住民に対して説明会を開くべきです。
3. 地域問題。1野火止公園に、幼児用の遊具の設置を。2本多の児童センターの駐輪場が狭いので拡張を。3市道41- 02 号線(水道道路)歩道の雨水対策を。4市道41-18号線(こもれび通り)カーブス前交差点付近の安全対策を。
あしの修議員 6月14日(火) 3番目 14:00頃〜
あしの修議員
1. 防災の地域割で、堀ノ内地域を第2ブロックから第3ブロックへ変更を。
2. 山下通り、西分集会所付近の溢水対策を。
3. 市道41-20号線(山下通り)の大型車規制の徹底とスピード抑制対策、歩道設置を。
4. 発達障がい支援について。
(1)幼稚園、保育園、学校等での早期の気づきの強化について。学校の校内委員会は兼務ではなく充実を。
(2)発達障がいは通常学級で生活する児童生徒もおり、障がいのない児童・生徒へ啓発・学習の強化を。
(3)障がいのあるないに関わらず全ての保護者を対象にした学習会の開催、保育士や教職員同士の学び合う場を。
(資料要求・1発達障がいで支援が必要と思われる児童・生徒の推移がわかるもの過去5年間、2各学校別の校内 委員会設置状況(委員会構成)と委員会開催状況。3発達障がい支援に係る学習・啓蒙等の状況がわかるもの)
5. 新座駅南口駅前大屋根の雨漏りについて、抜本的な改善を。
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