日本共産党新座市議会議員団
← 前号  |  インデックス  |  次号 →
にいざ民報

2016.1.24  No.1651
日本共産党新座市委員会
「国保税を引き下げよ」
共産党市議団が市長に署名を提出
「国民健康保険税を引き下げよ」署名を市長(右)に提出する市議団とつじみきさん(左から3人目)、石島陽子前市議(左から4人目)
「国民健康保険税を引き下げよ」署名を市長(右)に提出する市議団と
つじみきさん(左から3人目)、石島陽子前市議(左から4人目)
 日本共産党新座市議団と石島陽子前市議、つじみきさんは1月15日、「国保税引き下げ」を求める署名1760筆を市長に提出しました。

 市議団は、「国民健康保険税の引き下げは『市民アンケート』でも市民要望のダントツ第一位だ。一昨年値上げしたので13億円もお金があり、引き下げるべきだ」と要請。

 市長は、「医療費がかからなければ市民にお返しするのが筋だが、近年は国からの支援金が毎年減らされて、やりくりにたいへん苫労している。1億円あれば1世帯4000円強の引き下げができるが、ぎりぎりまで待ってほしい」と答えました。
保育園 再来年度に1園開園
 市長は、保育園の待機児童が350人を超えるなか、「法人保育園が1園再来年度に新設できる見込みである」「新座駅周辺の保育園に希望が集中しているので、空きのある保育園にバス等で送るサービスを検討している」と述べました。
平和と暮らしを守るかけがえのない
日本共産党の6議席 必勝を!
声援に応える6名の新座市議選予定候補と伊藤参院予定候補(中央)
声援に応える6名の新座市議選予定候補と伊藤参院予定候補(中央)
 市議選勝利をめざす演説会が1月17日、新座市民会館で開催され500人超の市民が参加。伊藤岳(参院埼玉選挙区予定候補)が駆けつけて応援演説を行いました。

 伊藤岳さんは県内のある若い自衛官が、「私は遺書を書いた。アメリカに命を握られてしまった。日本共産党に頑張ってほしい」と激励された経験を語り、戦争法の具体化を怒りをもって告発。新座市から戦争法ノーの審判を下す市議選にしようと呼びかけました。

 アンケートでは、「はじめて共産党の演説会に参加した。日本のことをよく思い考えている党だと思った。これからは共産党を支持したい」等の記入があり、募金は総額19万9千円余寄せられ、元気の出る演説会となりました。
新人 つじみきさんの演説(要旨)を紹介します
つじみき予定候補

 小1、小5の子育て中の母親として、300人以上もいる保育待機児の解消、夏休み80人超の子どもがひしめいている学童保育の改善、また働きながら苦労して返済した経験から給付制奨学金も制度化するためにがんばりたい。

 国民多数の声に耳を傾けないで強行した安倍政権の戦争法によって、日本人がいつ戦争に巻き込まれるかわからない状況がつくられてしまった。
 子どもたちを絶対に戦争に送らない。私は市民のみなさんと力を合わせ、「戦争法廃止」の声を新座から強く発信していきたい。

 私は16年間、精神科の相談業務に携わってきた。病状が改善しても居場所、働ける場所を見つけるのにたいへんな現状がある。
 新座市で、地域福祉をいっそう広げていくためにがんばっていきたい。

市民アンケート集計結果報告(1)
 日本共産党新座市議団は昨年10月下旬から年末まで、「市民アンケート」に取り組みました。アンケート用紙に返信用封筒を付けて市内のほぼ全住宅に配布し、回答を受取人払いで受け取る方法です。現在まで810通の回答を受け取りました。結果の概要を報告いたします。
「生活苦しい」が63%
高齢者の生活悪化すすむ
 問1では「暮らし向き」について尋ねました。下図に見るように、「やや悪くなった」と「大変悪くなった」を合計すると63・3%になります。年代別にみると、下表のように60代では7割に及ぶ人が生活の悪化を訴えています。
問1、あなたの暮らし向きは最近いかがですか?
表1、年代別回答
新座市の住みやすさ 実感さまざま
 問3では「新座市は住みやすいですか?」と質問しました。下図の「全体」からは、「住みやすい」と「まあまあ住みやすい」の合計が55・5%ある反面、「住みにくい」、「どちらともいえない」の合計が43%に及ぶことがわかります。新座市に住み始めたと思われる1年未満の人は「住みにくい」という人が50%を占めています。「住みやすい」理由は「都会と田舎が混在」「都内への通勤の便」など、「住みにくい」理由は「市内の交通が不便」「障がい者のための施設が整っていない」などの答えがありました。
問3、新座市は住みやすいですか?
「国保税・介護保険料などの引き下げ」要望が67・4%
 問4は「新座市政に力を入れてもらいたいこと(3つ選んでください)」をたずねました。「国保税・介護保険料」が圧倒的な数字となりました。昨年の同じ設問での回答は56・3%でしたから、切実さを増していることがわかります。
 いま日本共産党新座市委員会では国保税と介護保険料の引き下げ等を求める署名活動を行っています。アンケートにお寄せいただいた市民のみなさんの願いにこたえるために全力で取り組んでいく所存です。
問4、新座市政に特に力を入れてもらいたいことは何ですか?(3つ選んでください)
「大型公共事業」よりも市民サービスの向上を
 問5では、新座市が企画していた「高校生の通院医療費無料化の廃止」、「障がい者の医療費補助の削減」、「保育料・都市計画税の引き上げ」をはじめとする市民サービス切り下げについて質問しました。「知らなかった。市長によく説明してほしい」38・3%、「医療の補助金などは削らないでほしい」42・6%と、多数の人々の反対の声が寄せられました。
 日本共産党新座市委員会は市の「情報公開制度」を使って数十項目にも及ぶ値上げ・切り下げ計画の資料を入手し、計画を市民に知らせ、市長に撤回を求めました。
問5、新座市は「財政がきびしい」として来年度から高校生の通院費無料化廃止や障がい者の医療費補助の削減、保育料・都市計国税の引き上げを検討しています。どうお考えですか?
 問6は大和田2丁目・3丁目の区画整理や地下鉄12号線の延伸など大型公共事業を進めるのか、それとも福祉・教育の充実を図るべきかをたすねました。
 回答をみると、「進めてほしい」が25%、「福祉・教育などの方を大切にしてほしい」が52%でした。市民の声を反映させるよう要求していきます。
問6、新座市は大和田2、3丁目の土地区画整理事業、地下鉄12号線延伸などの大型事業をすすめ、「税収の伸びる街づくり」を進めるとしていますが、あなたはご存知ですか。また、どうお考えですか?
← 前号  |  インデックス  |  次号 →