日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2014.11.2  No.1590
日本共産党新座市委員会
県へ来年度予算要求提出
石島よう子県議予定候補も参加
上田県知事に予算要望書を手渡す県議団と県議予定候補(一番右が石島県議予定候補)
上田県知事に予算要望書を手渡す県議団と県議予定候補(一番右が石島県議予定候補)

 日本共産党埼玉県委員会と県議団は10月24日、2015年度の県予算編成に対して暮らし・福祉・教育・防災・地域経済など211項目の要求、提言をしました。
 荻原県委員長、柳下・村岡・奥田各県議と各県議予定候補が出席し、石島よう子県議予定候補も出席しました。

 荻原県委員長は、上田知事に「県の世論調査でも生活が苦しくなったという回答が増え、ひとり親家庭や子どもなどの貧困が広がっている。県民の暮らしを守る施策の実施を」と求めました。主な要求項目は下記の通りです。

主な要求項目
1土砂災害警戒区域において、危険個所の認識を深め共有することや、避難場所の確保、避難方法など当該地域の住民にとって災害対策のイメージが具体的にわかるようにすること。
2県道の歩道整備、バリアフリー化を促進するために予算を拡大すること。通学路については早急に対策を講じること。
3介護、保育など福祉施設の人材不足解消のため、保育施設職員の処遇改善を図るための財政支援制度を県としても創設し、拡充を国に要望すること。
4乳幼児医療費公費負担制度は、子ども医療費公費負担制度として中学卒業まで対象年齢を拡大し、所得制限や自己負担を撤廃すること。
5学童保育クラブの1クラブあたりの保育面積は1・65平米以上であること。基準を上回るクラブが5年間で基準を順守できるよう、新増設を支援すること。
6市町村が独自に行う低所得者に対する介護保険の居宅介護サービス利用料及び介護保険料の減免に対する県独自の助成制度を創設すること。
7特別養護老人ホームは、ほぼ中学校区ごとに整備を図ること。
8圧倒的に足りない障がい者の入所施設やグループホーム建設促進のため、市街化調整区域にも建設できるよう市町村や関係機関と調整すること。
9秋田県や県内自治体が行っている住宅リフォーム助成制度を県として実施すること。
10国の責任で「30人学級」に踏み出すよう国に求めること。 2002年度から実施している学級編成の弾力化方針を、学年進行で全ての学年に拡大すること。

「生涯ハケン」押し付け
派遣法改悪法案衆院審議入り
 今国会の重要法案として注目の「労働者派遣法改悪案」が10月28日衆院本会議で審議入りしました。
 質問に立った、日本共産党の高橋ちづ子議員は、「労働者に『生涯ハケン』を押しつけ、不安定雇用と貧困を広げる改悪案は廃案しかない」と主張。
 高橋議員は、「まるで物のように使い捨てられるのが派遣法の本質」と強調し、「1派遣元に無期雇用されていれば期間制限をなくす2労働組合から意見聴取すれば受け入れ期間を際限なく延長できる3別の課に配置変えすれば同じ人を使い続けられる」と法案の問題点を指摘しました。

 改悪案は、いままで「専門26業種」と指定してきた期限のない派遣の業種区分撤廃や、延長しても3年が上限だった派遣の期間制限をなくすというものです。まさに、正社員化の道を閉ざし、いつまでも派遣を使い続けることができる改悪は、労働者全体にかかわる大問題です。
 この派遣法改悪案は、全労連や連合、日弁連なども反対しています。国民の願いに逆らい雇用破壊に暴走する安倍政権を追い込む、国民的共同をさらに強めることが必要です。
日本共産党新座市委員会事務所募金のお願い
2014年11月 日本共産党新座市委員会
新しい新座市委員会事務所の外観
 新しい新座市委員会事務所の外観

 秋も深まり、朝晩は肌寒く感じるこの頃ですが、お元気でしょうか。日ごろの日本共産党へのこ支援・ご協力に心からお礼を申し上げます。安倍亡国政治を一日も早く終わらせたいと、私たちも一生懸命にがんぼっております。戦争する国づくりNO、消費税10%STOP、原発再稼働許すななどに皆さんと力を合わせ取り組んでまいります。
 また、来春の県議選で石島県議が誕生できるよう石島よう子予定候補を先頭にがんばっていますので、ぜひお力をお貸しください。
 さて、私たちの新座市委員会事務所は20年以上仮設プレハブ事務所でしたが、このたび大口の募金もあり、しんぶん赤旗新座販売所(兼新座市委員会事務所)として、今まての2倍の広さの事務所を新設することとなり、現在建設中です。家計のやりくりが大変な中、大変心苦しいのですが、資金が不足しているため、みなさんにぜひ建設募金をお願いいたします。
 お近くの共産党議員か党員にお届けいただくか、こ連絡いただければ伺います。また、左記の口座に振り込んでいただければ幸いです。  どうぞ、よろしくお願いします。

・埼玉りそな銀行 新座支店
普通 4676103 日本共産党新座市委員会

・JAバンク あさか野農業協同組合 新座大和田支店
普通 0016815 日本共産党新座市委員会

教職員の多忙化が昨年より悪化
管理体制にも問題あるのでは
笠原進議員
笠原すすむ議員

 多くの小中学校の先生が毎日のように夜遅くまで学校に残って仕事をしています。子どもたちと向き合う時間を減らし、パソコンに向かっている時開か多くなっています。
 笠原進市議は、9月議会で「教職員の多忙化を解消せよ」と一般質問で取り上げました。提出された「教職員の在校時間の一覧」を見れば、大変異常な状況に先生たちがおかれていることがわかります。
 厚生労働省は、残業時間が月80時間を超えると過労死状況になると注意していますが、新座市内の先生たちは、5月で167人、6月で160人も80時間を超え、約25%が過労死状況です。昨年は5月が140人、6月が103人でしたので、大幅に増加しています。学校によって状況が大きく異なります。

 東野小は教職員数33人の中で、月80時間を超える人数は5月が16人、6月が13人で半数近くです。また大和田小は38人中10人、野火止小が32人中11人など多くなっています。一方、第四小、栗原小はゼロです。
 中学校は第四中が33人中、21人が80時間以上、第二中が51人中,18人で多くなっています。第五中はゼロです。学校の管理運営で大きく違っていることがわかります。
 笠原進市議は、「昨年より悪くなっているのは問題です。学校によっては半数近くの先生方が過労死状況に置かれている。若い人がこういう状況になっているのに心が痛みませんか。改善すべきです。学校によって、夜遅くまで残って仕事をしないといけない。帰れない状況になっている。ある校長が転勤すると、移った先の学校が夜遅くまで残る学校に変わる。管理体制にも問題がある。」と指摘しました。
 教育長は「教員が笑顔で子どもたちと向き合える時間を確保し、教員自身の健康を保持していくためにも、教員の多忙化解消は私どもにとっても喫緊の課題と認識しています。負担軽減検討委員会を設置し、負担軽減を図っています。努力をしていますが、在校時間の数値にあらわれてこないというのが現状と思います。各学校に出向いて、改善に努めます。工夫しながら、快適な職場づくりに努めてまいります。」と答弁しました。

平成26年 教職員の在校時間の一覧
畑中二丁目の雨水対策を
工藤薫議員
工藤かおる議員

 工藤かおる市議は9月議会で「畑中二丁目地域の雨水対策を」と質問しました。

 共産党の市民アンケートに「家の前に水が溜まって困っています。車も壊れそう」という記述があったお宅を訪問すると、以前は畑だった所にできた住宅で「3年前に引越してきてから集中豪雨時には畑中公民館通りからも雨が流れ込んで困っている」との事でした。道路課が雨水を流し込むグレーチングを増設してくれましたが、不安が残ります。

いっ水箇所 写真

 工藤市議は、雨水が滝のように流れている写真を市民からお借りし、議場に映写し改善を求めました。

 市長は、「現地は県道保谷志木線から4メートルも低く、雨水の被害があることは承知している」「住宅が増えた東福寺通りには、雨水管が入っていない所もあり、雨水十カ年整備計画を見直して、抜本的な対策を考えたい。東福寺通りから黒目川への沼袋幹線2000ミリを入れていく」と答弁しました。

いっ水箇所 地図
第22回 秋のリサイクルマーケットが開催
リサイクルマーケットが開催

 10月26日、市役所第二駐車場でリサイクルマーケットが開かれ、秋晴れの中多くの市民が参加しました。
 子ども連れと年配の女性が目立ちました。また、男性は掘り出し物探しのようで、大変なにぎわいでした。この催しは、エコ活動推進、廃棄物減量の目的もあり、パネル展示もあわせて行われました。

 写真は、パネル展示の様子です。

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