日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2014.9.7  No.1582
日本共産党新座市委員会
志木駅前広場
1500台の自転車地下駐輪場を整備
 志木駅前広場の整備について「志木駅南口周辺整備懇談会」等で協議されてきましたが、9月1日の議員全員協議会で「検討図」が示されました。志木駅前広場はバスやタクシー乗り場、駐車場、駐輪場など市民に多様に使われています。
 「検討図」によると、駅前広場には駐車場24台、タクシープール、バス2台の待機所に加えて、1500台の地下駐輪場を新設し、歩道部分は雨除けの大屋根・シェルターをぐるりと設置する予定です。
 富士塚自転車駐輪場を将来地権者にお返しするため、地下駐輪場にはその台数も含まれています。
 9月議会には、この駅前広場ロータリーのレイアウトや駐輪場の基本設計業務委託料約1500万円が予算計上されました。

 今後のスケジュールは、今年度中に設計、来年から3年かけて工事をおこない、2018年4月に地下駐輪場オープン。その後富士塚やバス折返所の借地を返還する予定です。事業費の一部は国の社会資本整備総合交付金を申請するとのことです。
 全協では、「自転車の出入口の位置はこれでいいのか」等の質疑を行いました。
志木駅前広場「検討図」
財界による政治買収 経団連の企業献金再開
記者会見する山下書記局長=国会内
記者会見する山下書記局長=国会内

 日本共産党の山下芳生書記局長は2日、経団連が会員企業に自民党への献金を呼びかける方向で検討していることを批判。
「政治とカネの問題がクローズアップされるたびに財界は献金を自粛してきたが、また復活か。その本質は大企業・財界による政治の買収だ」「企業献金を禁止する代わりに政党助成金が始まったのに、今では二重取りだ。国民の理解は到底得られない」と述べました。

(9月3日付赤旗)

市民待望のフットサルコート
十文字女子大サッカーグラウンド隣地に整備進む
 十文字学園女子大学が、関東強豪である中学高校サッカーチームと連携し練習環境を良くするため、サッカーグランドをキャンパス北西側に来春オープンすることになりました。(夜間照明、天然芝・菅沢二丁目)

 大学はこれまで大学開放や地域連携事業に積極的に取り組まれており、新座市にもサッカーグランドを使わせていただけることが想定されるため、市も地権者交渉などを進めてきました。
 さらに、サッカーグランド隣地を大学が活用しないことになったため、新座市が市民要望の強い「市営フットサルコート」を二面整備することになりました。市は地権者と協議を進め、合意を頂けたら整備費が補正予算として追加上程されます。

 フットサルコートは、小野市議が繰り返し議会でも要望してきました。
市民待望のフットサルコート整備進む
熱戦の火ぶた切って市民総合体育大会が開会
22種目の選手たちが勢揃い 総合運動公園アリーナ
22種目の選手たちが勢揃い 総合運動公園アリーナ 
 市民総合体育大会総合開会式が8月31日新座市総合体育館で行われ、私も参加しました。大会は9月から来年2月まで22種目ごとに熱戦が展開されます。

 22種目は、野球、ソフトテニス、卓球、剣道、柔道、学童野球、硬式テニス、バレーボール、レクリエーション、バスケットボール、サッカー、ソフトボール、バトミントン、少林寺拳法、相撲、ゲートボール、ボウリング、小学生陸上競技、小学生駅伝、弓道、ゴルフ、マレットゴルフです。
 野球連盟の代表が選手宣誓をおこないました。各競技大会の参加申し込み等は新座市体育協会に御問合せください。

(記・笠原進市議)

平林寺周辺の歩道を一部広げます
総門から平林寺交差点まで3メートル幅に拡幅
伐採されるシラカシの大樹=平林寺大門通り
伐採されるシラカシの大樹=平林寺大門通り

 平林寺総門から平林寺前交差点までの歩道は狭く、木の根がむき出しで歩行者の通行の妨げになり大変危険な状態です。 そのため、歩道部分にあるシラカシの大木16本の伐採・抜根を行い、重機を寺の側から入れるため、ケヤキやヒノキなど境内林も21本伐採する予定です。
 朝賀市議は「木はすべて切るのか。反対側のように少し残せないのか?樹齢百年の木は何か利用できないのか?また平林寺の周りの道路は他にも危険な道路があるが」と質問。

 市は「木はすべて切る予定で大きく景観が変わるので市民に良くご説明したい。シラカシは座禅の時に叩く警策(ケイサク)に使われます。陣屋通りやこもれび通りの歩道整備にも平林寺ご老師様からご協力頂ける旨のお話があります」と答えました。

いつまでもお元気で 敬老祝金 贈呈が始まる
四市の敬老祝金など

 永年にわたって社会に貢献された方々に長寿をお祝いして敬老祝金を民生委員の方がお届けしています。
 新座市内には、最高齢106歳の方を始め、米寿(88歳)368人、白寿以上(99歳)74人の方がおいでになります。
 共産党は朝霞市、志木市のように、77歳の方の敬老金を復活するよう要求しています。

認知症の早期ケアの原則に違反する
介護保険第6期事業計画への公聴会開かれる
「要支援者にしっかり介護保険の適用を」意見を述べる市民たち=介護保険事業計画の公聴会。8.31 新座市役所
「要支援者にしっかり介護保険の適用を」意見を述べる市民たち=介護保険事業計画の公聴会。8.31 新座市役所

 介護保険はスタートして今年で15年目です。来年度からの第6期事業計画策定にあたり、市民からの声を聞く公聴会が8月31日に開かれました。

 意見発表は6人が行いましたが、いずれの方も今回の改定で安倍政権が要支援1,2を介護給付から外すことに批判的な意見を述べられました。

 NPO暮らしネット代表理事の小島美里さんは「要支援者の受給権が無くなることは許せない。ボランティアではスキルが足りない。介護職員の要請が必要」等と語りました。
 朝妻幸平さんは「要支援者を介護難民にしないでほしい。事業所に支払われる金額は介護保険適用時と同じく、サービス量に見合ったものにしてほしい」と陳述。
 ケアマネージャの内掘まり江さんは「徘徊者の地域での見守りは大切。認知症の見守りネットワークを計画に入れてほしい」と要望。
 酒井美恵子さんは、義母を夫と介護した経験を語り「自分の時にあれもダメ、これもダメと介護保険の利用が狭べられては困る」と述べました。
 保坂フミ子さんは、入院中の家族から退院後の介護相談を受けた経験を語り、「病院との連携を計画にぜひ入れて」と語りました。
 医療生協新座支部長の広瀬ミサ子さんは、訪問介護、通所介護を利用している要支援者の80%は認知症状を抱えている現状を厚労省の資料で示し、「要支援者を介護保険から外すのは『早期発見、早期対応』という認知症ケアの原則に反します」と批判しました。

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