日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2014.8.24  No.1580
日本共産党新座市委員会
声をあげ続けよう
脱原発にいざ市民の会が「第12回脱原発ウォーキング」
超党派で取り組んでいる脱原発ウォーキング。8.17

 超党派で「脱原発」の1点で取り組む脱原発にいざ実行委員会主催の第12回「脱原発ウォーキング」が8月17日行われました。
 このウォーキングには、毎回須田市長からもメッセージが寄せられています。

 三軒屋公園での一言発言で石島よう子市議は、原子力規制委員会が独自チェックもせずに九州電力任せにした共産党・笠井亮衆院議員の国会追及を語り、「川内原発再稼働反対」を訴えました。

 ウォーキングは、涼しくなった午後7時に出発。各人が思い思いのプレートを掲げ、「原発なくせ」「子どもを守れ」「原発なくても電気は足りてる」などラップ調の呼びかけに飛び入り参加する人もいて、100名を超えるウォーキングになりました。

 初めて参加した女性は、「私は、東北に住んでいます。今までウォーキングの声は家にいてよく聞こえていました。今日はたまたま出かけた帰りにウォーキングをやっている事を知り、参加させてもらいました。こうして実際に歩き、生で体験することかでき、涙が出てきました」と語っていました。

 次回は10月19日を予定しています。

(記・あしの修市議)

病気やケガは自己責任か 国が損なう健康寿命
 安倍政権が成長戦略の柱に「健康寿命の延伸」を掲げた。健康寿命は男性70・42歳、女性73・62歳で平均寿命との差を縮めれば、医療費や介護費用を5兆円抑制できる皮算用をしている。
 厚労白書では「不健康な人」は自助努力が足りない不摂生の結果で、病気やケガは”医療費を浪費する罪”であるかのような記述もある。
 しかし、世界保健機構(WHO)は健康をむしばむ背景にある貧困、格差、労働環境の改善に向け各国政府が責任を果たすことを求めており、安倍政権の姿勢は世界の流れにも逆らっている。
 低賃金・長時間労働を加速させる雇用破壊、特養老人ホーム入居制限など社会保障の大改悪は、長生きが辛くなるような改悪ばかり。国民皆保険など公的社会保障の拡充こそが国民の健康寿命を保障するものだ。

(赤旗8/19付)
固定資産税賦課間違い
27年間分の返還を市長が拒否
 27年間にわたり固定資産税の賦課誤りが発覚したA夫妻は、8月7日、市長に面会して「27年間分の全額返還、県営住宅への入居」などを要望しました。

 市長は「今回は言い訳のしようがなくお詫びしますが、法律で返還期間は20年間分と決まっている」「その後の市の調査でお恥ずかしい話だが44年間間違っていた方が分かり、昨夜お詫びに行った。この方も20年間分の返還1000万円でご了承していただいたばかりだ」等と述べたことがわかりました。

 A氏は、「私は建売りを買っており、土地と家屋の登記のずれで間違ったというのは理解できない。固定資産税は4万円払えばいいのに11万円請求だった。家を手放さなくても済んだ可能性はある。1000万円返したというがその人には家がある。私には何もない。」と話しましたが平行線で終わりました。

 共産党市議団は市長に「27年間分の全額返還、納税指導の改善、当該市民への誠実な対応」を要求し、9月議会でも取り上げます。
衝撃と感動の嵐
原水爆禁止世界大会に初参加して
 原水爆禁止世界大会へ初めて参加した市内の高校生の感想を紹介します。
若い世代が多く参加した2014年原水爆禁止世界大会

 8月4日原爆資料館を初めて見学し、原爆によって人が焼かれ、肌がただれてしまった写真、火傷によって手が動かなくなるなど後遺症のことを聞いて衝撃を受けました。
 一緒に参加した友人も「学校の教科書に載っていない。テレビでも報道されない事実を知った」と話していました。

 その後、青年の企画「リンク・リング・ゼロ」に参加。カンカラ三線で陽気に歌う岡大介さんの演歌が一番印象に残りました。岡さんの現代社会を風刺した幅広い歌で、楽しい時間を過ごすことができました。

 8月5日は「高校生集会」に参加しました。韓国の高校生が原発によって自分の家に住めなくなったおばちゃんの演劇を上演。原発に苦しめられているのは日本人だけでないんだと知りました。韓国の高校生と話ができたのは、自分の財産になり、地域に戻って活動に活かしたいと思います。

 8月6日は広島の碑をめぐり、韓国2世の女性朴・ナムジュさんのお話を聞きました。朴さんは、韓国から日本に連れてこられて、原爆の被害にあったそうです。しかし、どの国からも補償はなく、その理不尽さに怒りを感じました。

 午後は、世界大会閉会総会に参加し、オーストラリアなど各国の活動を聞いて、日本と同じように活動している人がいることに感動。反対の意見を集め政府を動かしているドイツなどの活動に感動しました。

市民要望のトップは 国保税、介護保険料の引き下げ
<新座市民アンケート 500通 中間報告>
 全世帯の皆さんに配布した「新座市民アンケート」へのご協力ありがとうございます。
「戦前に戻すような安倍内閣に危険を感じる」「保育園に入れないので働けない」など、皆さんの切実な声がたくさん寄せられています。今回500通をまとめてその一部を中間報告致します。
市民アンケートにご協力ください! 回答者の年齢別人数
↓ ※ 各表をクリックすると拡大表示します!
問1 あなたの暮らし向きは最近いかがですか?
問2 新座市は住みやすいですか?
問4 新座市政に特に力を入れてもらいたいことは何ですか?三つ選んでください。
市政への要望 年齢別  上位3位
問14 今の政治、日本共産党へのご意見、ご要望 一部掲載
国民の声は届かないのが現状です。共産党がしっかり意見を述べて下さるよう願っています。(70代・女性)
与党の独走状態で国民の意見が正しく反映されているとは思えない。選挙で大勝したからといって党の方針全てに賛成していると思うのは乱暴。野党の存在意味が感じられない。(50代・女性)
(前略)妻を無くして一人生活の為、買い物、掃除、洗濯・・ニュースを新聞で読む時間もありません。但し政党交付金を唯一受け取らず活動されている共産党はいつも立派だなと思っています。(70代・男性)
「政治家の息子や孫がまた政治家になって、苦労もしないで世の中良くすることも考えず『先生』と呼ばれている。そして選挙では勝つ。共産党は選挙には弱くて残念。」(70代・女性)
高齢者からお金を取り過ぎていると思う。高齢者を介護している人は働く事もできなく生活も苦しい。手当などを出してほしい。(40代・女性)
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