日本は今でもギャンブル依存症大国だ |
日本共産党の大門みきし議員は28日の参院決算委員会で、刑法が禁じる賭博場・カジノを合法化する動きを強く批判。「日本は世界でも最悪のギャンブル依存症大国。カジノ解禁などとんでもない」と追及しました。
大門氏はギャンブル依存症は「自己責任」では済まない社会的な問題であると強調。他国はおおむね1%台に留まる有病率が日本では、成人男性の9・6%、女性でも1・6%。「人口から推計すれば患者は約560万人というショッキングな数字だ」と対策を質問。
厚労省は「現状は適切な治療が受けられる状態にない」警察庁長官官房は「原因の大半はパチンコののめりこみだと承知している」と答えました。
大門氏は、「超党派の国会議員がつくるカジノ議題が提出した『カジノ合法化案』は審議する状況にはない」と撤回を求めました。
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