日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2012.9.2  No.1480
日本共産党新座市委員会
防災ラジオを1000台追加 特別教室にエアコンを設置
9月議会始まる
 新座市議会9月定例会は9月3日開会です。市長提出の議案は、条例6件、補正予算7件、決算8件です。条例には市長の選挙公約だった市長給与7割カット(10月1日実施)の条例も提案されました。

 一般会計補正予算は予算現額に約24億1500万円を増額し、総額を470億4483万8千円とするもの。主な歳入増は地方交付税と臨時財政対策債が約14億3815万円と見込みより大幅に増額。繰越金が約6億6543万円増、大規模改修中の八石小と野寺小の国庫補助金が約1億8390万円増などです。

 主な歳出は、1小中学校の特別教室のエアコン整備に2億5625万円、2道路維持補修と改良工事、拡幅用地取得に2億3486万円、3学校の施設整備費7978万円(片山小と栗原小の運動場改修、新座中のプールろ過装置の改修、三中と六中に防犯カメラ設置など)4ポリオ予防接種を個別接種(不活性化ワクチン)に切替え委託料6720万円、5北野保育園と北野ふれあいの家の建設設計業務委託料1797万円、6まきば保育園の耐震改修補強工事への補助金2147万円、7殿山福祉会の地域密着型特養ホーム新設補助1740万円、8防災ラジオを千台追加903万円などです。

 財政調整基金に17億4424万円を積み立て、積立後の基金30億5698万円は、近年で最も多い基金残高となります。
 共産党市議6名は全員が一般質問します。傍聴にお出かけ下さい。
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
特別教室(理科室、図工室など)へのエアコン設置が実現
9月議会日程
尖閣・竹島の領土問題 理を尽くし冷静な外交交渉を
日本の領有権は明らかだ=笠井議員
日本の領有権は明らかだ
=笠井議員

 日本共産党の笠井亮議員は23日衆院予算委員会で、尖閣諸島と竹島をめぐる領土問題について「日中、日韓の緊張を激化させる言動をいずれの政府も慎み冷静な外交交渉で解決を」と強調した。
 笠井氏は、「尖閣諸島の領有は歴史的にも国際法上も正当なのに、理を尽くして主張する努力を怠ってきたことが今回の事態の根本にある。日本の領有の正当性を理を尽くして本格的に説く外交努力が必要だ」と述べた。
 また、「竹島の領有を日本が主張することは歴史的根拠がある」「日本政府が韓国併合、植民地支配に対する真摯な反省を土台にしてこそ、韓国と冷静に話し合える」と述べた。

第7回戦争体験を語り継ぐつどいに60余名が参加
栄・池田九条の会
 栄・池田九条の会は8月26日、福祉の里講義室で「第7回戦争体験を語り継ぐつどい」をおこない約60名が参加。

 地域の5名の方々が語る学童疎開や東京、郡山での空襲、猛火や機銃掃射から逃げ回った体験など真に迫る話に聞き入りました。
 「小学校3年時に学童疎開。学校は軍隊の駐屯所になり青空教室で勉強。面会に来た親に死ぬ時は親子揃ってと言われ愕然とした」「自宅の防空壕で4人が黒焦げになった」「女学校を繰り上げ卒業させられ軍事の仕事を強制された」「渋谷の家が防火地帯を理由に強制的に取り壊された。母と弟と炎に追いかけられ、水で濡らした布団にくるまって夜を明かした」「黒っぽい人形かと思ったら黒焦げの死体が教えきれないほど。足がすくんだ」等々真重な経験が話され13人程参加していた子ども達も真剣そのもの。
 その後、原爆の悲劇にめげずたくましく生きるアニメの名作『はだしのゲン」を鑑賞。反戦の思いを新たにしました。

(文責:古川)
埼玉県後期高齢者医療広域連合長に須田市長が再任
 平成24年8月20日執行の埼玉県後期高齢者医療広域連合長選挙の結果、須田健治新座市長が連合長に当選したことが連合議会議員に通知されました。
9月議会で質問します!
日本共産党市議会議員の一般質問項目と質問日
石島よう子議員 9月13日(木) 4番目
石島陽子議員
1. 県道保谷志木線の片山消防分署とマンションのブロック塀を撤去し、歩行者の安全を図れ。
2. 生活保護制度の改正で社会福祉協議会貸付金を利用してのエアコン設置が可能になった。制度の周知をして猛暑対策を。また、夏季加算としてエアコン利用に伴う電気代相当額の見舞金の支給を。
3. ひばりが丘駅北口通り線整備の進捗状況は。エレベーター・エスカレーター早期設置の働きかけを。
4. 公民館の社会教育活動での利用は無料に戻して、市民の学びの支援を。
5. 介護保険法改定により必要な生活援助が受けにくくなった。撤回するよう国に意見をあげるべき。
小野だいすけ議員 9月13日(木) 5番目
小野大輔議員
1. 北野地域の福祉複合施設建設準備はどのようにすすんでいるか。地域の意見は反映させているか。
2. 放射能対策について、16月議会で提案した高線量地域の再調査、2民間保育園や幼稚園の除染、3土壌調査の結果は、それぞれどのようになったか。内部被ばく対策はどのようになっているか。
3. 緊急時要援護者名簿について町内会、自治会等へ緊急時要援護者への支援をお願いしているが、どのような意見が出ているのか。地域からの意見を参考にして市からの支援も検討すべき。
4. 道路補修工事と安全対策を 1新座1丁目ガスト周辺の歩道、2新座1、2丁目境の道路。
あしの修議員 9月18日(火) 2番目
あしの修議員
1. 市発注の公共工事現場の労働条件の改善を 1現場労働者の賃金実態を末端まできちんと把握する必要があるのでは。2建設業退職金共済制度(建退共)について、どのような指導を行っているか。
2. 東久留米志木線の未開通部分は今後どういう計画になっているか。全面開通までの安全対策を。
3. 放課後居場所づくり事業が東野小と石神小でスタートして2ケ月がたつが現在の状況はどうか。児童の安全等を管理する人たちとの意思疎通は大丈夫なのか。
4. 水道道路と市道42-20号の交差点(新座乗馬クラブ交差点)の手押し信号機を感応式信号機に。
笠原すすむ議員 9月18日(火) 4番目
笠原進議員
1. 国民健康保険税を引き下げるべき。所得割りだけでなく、均等割、平等割も引き下げるべき。
2. 市長選挙公約の1がん検診の無料化、218歳までの医療費の無料化、3都市計画税の引き下げは早急に実施すべきと考えるが、いつから実施するのか。
3. 2013年度の主要国庫補助申請はどうなっているか。
4. 教職員の多忙化解消を問う。労働時間の把握は厚労省や文科省通知にもとづいて実施されているか。
5. 年々臨時教職員が増加しているのでは。正規職員への改善が必要と思うがどうか。
朝賀ひでよし議員 9月20日(木) 2番目
朝賀英義議員
1. ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯への対策はどのようにすすめるのか。1高齢者相談センターに寄せられる相談内容や実態をどのように把握しているか。2電気・ガスなどの事業者と連携した見守り活動体制をつくるべき。3市の体制を強化して基幹型高齢者相談センターに発展させるべき。
2. (仮称)空き家管理条例を制定すべき。この間の空き家対策はどのようになっているか。
3. 市内循環バス「にいバス」庁内検討委員会でバスの増便、コース増、基点はどう方向付けられるか。
4. 高齢化の急速な進展が見込まれる中、行政のあり方を調査・検討する体制をつくるべき。
工藤かおる議員 9月20日(木) 3番目
工藤薫議員
1. 生活保護について、県の生活保護チャレンジ事業(就労、教育、住宅支援)の新座市での取組みは。
2. 18歳以下の3人以上を扶養している場合、3人目以降の保育料を無料に改善して子育て支援を。
3. 選挙の投票率のアップについて 1投票を呼び掛ける広報アナウンスを投票日前日にも放送して、市民に喚起を。2投票入場券を紛失しても、選挙人名簿登録があり本人確認できれば投票できることをもっとPRせよ。3入場券が「宛先不明」等で多数選管に返送された、原因と今後の対策を。
4. 道路整備 1平林寺大門通りの郵便局前道路2ヤオコーの交差点付近41-52号線の歩道3水道道路
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