日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2012.7.1  No.1471
日本共産党新座市委員会
今こそ、市民のくらしまもる市政に
不況対策のベテラン こじか伸衛氏が市長選に挑戦
こじか伸衛氏
こじか伸衛氏

 7月15日投票の新座市長選挙に、こじか伸衛前市議が出馬を表明しました。こじか氏は33年間日本共産党市議として活動。「消費税増税や原発再稼働など、国民の声を踏みにじる政治は許せない。家計と営業を守るため全力を尽くす」と決意を語りました。

 こじか氏はこれまでも、「不況で苦しむ地元業者に仕事を」「安全な地元野菜を学校給食に」など、一貫して地域経済の活性化、福祉の充実に尽力してきました。

副議長、建設常任委員長、農業委員、野火止四丁目町内会長など歴任

子育て、老後、地域経済を応援します!
私の基本政策
1. 国民健康保険税を1万円引下げ。
2. 保育園を毎年2園増設。
3. 学校給食費を月1000円助成。
4. がん検診、基本健診を無料化。
5. 公民館利用を無料に戻します。
6. 放射能(内部被曝)対策を強化。
7. 市内循環バスの路線を増やし1時間に1便の運行に。
8. 公契約条例を制定し、住宅リフォーム助成を2倍に拡充。
9. 30人学級を全学年で実現。
10. 特養老人ホーム建設を着実に。
11. 障がい者のグループホーム、ケアホームを建設します。
12. 縁の基金制度を充実させ樹林地を計画的に買収します。
13. ひぱりケ丘駅北口に図書館と出張所を開設します。
14. 大型道路建設(保谷朝霞線)や土地区画整理事業を見直し経費節約。
15. 市長給与と退職金を50%削減。
桜井はる子衆院埼玉4区予定候補らと「消費税10%増税ストップ」の署名を訴えるこじか伸衛氏(中央)=平林寺祭
桜井はる子衆院埼玉4区予定候補らと「消費税10%増税ストップ」の署名を訴えるこじか伸衛氏(中央)=平林寺祭
市長選挙ここが争点
大型事業推進の須田市長
 現職・須田市長は「大和田2・3丁目区画整理事業」「地下鉄12号線延伸」に取組みたいと立候補を表明しました。どちらも事業費は80億円〜数百億円。財政負担などを市民にしっかり伝えながら進めるべきものです。
 市民の願いは新座市のアンケートでも「歩道の整備」「高齢者福祉の充実」です。消費税増税や年金減額、年少扶養控除廃止など暮らしが大変な今は、何よりも市民の暮らしを応援するべきです。

”須田応援団”だった3人の元.前市議
 市長選挙に出馬表明している田中氏、嶋野氏、平松氏の元.前市議たち。多選を批判し「新しい市政に」などと訴えていますが、3人とも須田市長のれっきとした与党。応援団だった人たちです。
 この4年間だけでも市長提案483件に100%賛成。介護保険料や下水道料値上げ、後期高齢者医療制度創設などにも賛成し、市民を苦しめています。
 04年〜07年の各人の議案に対する態度は下表の通りです。
議案に対する各氏の態度
市民の暮らし守ってひとすじ こじか伸衛氏
エアコン署名に取り組むこじか伸衛

 こじか伸衛氏は青森県蟹田町生まれ。新座の不二家工場(当時)の労働組合で活躍するなかで「市議に」と推され33年間奮闘したベテランです。

 こじか氏は、須田市長の「リストラ推進」「観光都市づくり」と正面から対決。特に国民健康保険税や介護保険料値上げなど、市民負担増には一貫して反対をつらぬいてきました。

 こじか前市議は、不況で苦しむ業者に仕事をと、「小規模工事登録制度」「住宅リフォーム助成制度」を議会で何度も主張して実現。「新鮮な地場野菜を学校給食に」。新座の貴重な雑木林を残す「いこいの森制度」なども、こじか前市議の提案が実ったものです。

いつも国民サイド 共産党の出番です
国民を裏切る政治。この怒りは総選挙でと訴える塩川衆院議員=志木駅南口
国民を裏切る政治。この怒りは総選挙でと訴える塩川衆院議員=志木駅南口

 民主、自民、公明の3党は「談合」して消費税10%増税法案、社会保障を根本から解体する法案の衆院採決を強行した。
 爪に火をともすような人から税を取り、中小企業は消費税分を価格に転嫁できない。参院での徹底審議と国民の怒りで廃案に追い込もう。
 「所得税・法人税を下げ、消費税をあげよ」という財界の無法な圧力に屈し、ここまで民意を踏みにじる3党には、総選挙で回答を突きつけよう。
 共産党は、増税するならまず富裕層から。国民の所得を増やし経済成長を進める「提言」を発表。たたかいはこれからだ。

日本共産党 塩川てつや衆議院議員

市立第一保育園を新築します
定員を90名から100名に
 6月議会で、市立第一保育園の老朽化に伴う新築工事請負契約案件(2億370万円)が可決され、来春3月にはきれいな園舎が完成。定員も90名が100名に拡大されます。自公政権が公立保育園建設への補助を全廃する中、「200名を超える待機児童の解消には市立保育園の建替え時に定員増を」と共産党の主張が実現しました。

 また、市民葬の補助金を3万円から4万円に増額する条例、ペット霊園の設置許可等に関する条例など、条例11件、監査委員選任の人事案件などを全会一致で可決しました。

 一般会計補正予算は約9874万円を補正増し総額を446億2980万円とするもの。
 共産党は「1家具転倒防止器具の支給対象者を今年度から市民全員に広げたこと(半額補助。高齢者・障がい者世帯にはガラス飛散防止フィルムの貼付を無料で行う)2小中学校や公立保育園の給食食材などの放射能検査を予備費でなく予算化したこと」などを評価して賛成しました。
「消費税に頼らず社会保障充実を」
国への意見書を保守、公明党が否決
「大飯原発再稼動するな」は全会一致で採択
 6月議会で共産党は「大飯原発の再稼動を止めることを求める」「消費税にたよらず社会保障の充実と財政危機打開を求める」国ヘの意見書を提案。「原発再稼動するな」は全会一致で採択されました。

 「消費税に頼らず・・」は、福祉の財源は消費税ではなく、これまで減税され過ぎた富裕層や大企業に求めるもの。260兆円もの大企業の内部留保を活用。雇用を改善して国民の所得を増やせば財政危機も打開できるとの主張です。
 しかし保守、公明、翠生会(島田市議)が反対し1票差で否決されました。
6月議会で質問しました
市政に提案日本共産党議員の一般質問
笠原すすむ市議
文教環境常任委員・副議長笠原すすむ市議
新座市独自に少人数学級を
Q.少人数学級は学力向上の面でも効果がある。蕨市のように新座市でも小中全学年で少人数学級にすべき。
A.少人数学級は大切と考えますが、国や県がやるべきことで、新座市独自での実施は考えていません。
その他1小中学校の特別教室への空調設置を急げ。2教職員の多忙化を解消せよ。3防災計画を見直し対策強化を。4大和田2、3丁目土地区画整理事業を見直せ。
工藤かおる市議
厚生常任委員長工藤かおる市議
生活福祉資金貸付制度の周知を
Q.緊急小口資金は無利子、保証人なしで10万円まで借りられるが新座市民の利用は大変少ない。生活に困窮した場合の再建資金として周知を。
A.社協の生活福祉資金貸付制度は09年に制度改正された。市民への周知徹底をはかる。
その他1放射能対策費を東電に請求せよ。2河川や湧水で小水力発電を。3高齢者、障がい者、ひとり親などの民間住宅入居支援を。4親なき後のケアホーム、グループホーム建設支援を。
あしの修市議
建設経済常任委員あしの修市議
通学路の一斉点検と交通安全対策強化を
Q.登下校中の悲惨な事故多発を受け、通学路の一斉点検をおこない、安全対策のさらなる強化をおこなうべきでは。
A.できることはすぐにやっている。信号機など交通規制に関わるものは関係機関と連携して努力している。今後、ハザードマップ作成を働きかけ、安全教育を充実したい。
その他1公契約の適正化について。2放課後児童保育室の閉室時間延長は慎重に検討せよ。
小野だいすけ市議
総務常任委員小野だいすけ市議
学校や保育園の土壌も放射能測定を
Q.学校や保育園の給食をさらにきめ細かく調査し校庭土壌の調査も。市民が持ち込んだ野菜の測定も実施せよ。
A.給食は今後も同様におこなう。土壌の調査も順次行う。野菜の測定も実施を検討。
その他1勤労青少年ホームバレットの複合施設建設に住民の意見集約を。2若年者の家賃補助制度を。3志木駅前駐輪場ヘ屋根設置を。4柳瀬川ふれあい橋先の交通安全対策を。
朝賀ひでよし市議
建設経済常任委員朝賀ひでよし市議
市内循環バスを利用しやすく
Q.運行路線を増やし、一時間に最低一便、市役所を起点に戻すなど、市内循環バスを利用しやすくするためにどう検討するのか。
A.市民から多くのご意見をいただいており、通勤通学の方もご利用できるようバスの倍加等を検討しています。
その他1一人暮らし高齢者で困っている方の支援の方法の検討を。2保育園の待機児童をなくすために、保育園の新増設を。3援農ボランティア制度創設を。
石島よう子市議
厚生常任委員石島よう子市議
給食費千円補助など子育て支援を
Q.不況や雇用の不安定化による収入減、年少扶養控除廃止による増税などで子育て世代の経済負担は重い。給食費に月額千円補助を。
A.給食費はナショナルスタンダード(国レベル)で考えるべきで市で補助する考えはない。
その他1志木市民病院小児救急医療存続のため支援を。2理美容券や公共施設割引など高齢者いきいき事業の実施を。3国保窓口医療費の減免の充実を。
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