日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2011.11.20  No.1441
日本共産党新座市委員会
新座市が放射線測定器を市民に貸し出し
〜12月1日より受付開始します〜
 空間放射線の測定器を12月1日受付で、2日から新座市が市民に貸し出します。担当は環境対策課で、貸し出す台数は6台です。

 日本共産党市議団は市長に「測定器の保有台数を増やし、市民に貸し出すよう」申し入れ、市長が「検討する」と答えていたことがようやく実現しました。12月の「広報にいざ」で市民にお知らせすることから、12月1日からとなりました。

保育園など調査終える

 学校別の放射線測定の詳細調査(下表)に続いて、市立保育園、学童保育所など13施設の詳細調査を行いました。結果は18日頃に市のホームページに公表予定です。
 なお、市内217ヵ所の都市公園、児童公園の一詳細調査も全て終了しました。1430地点を測定し、基準を超えたのは池田3丁目児童遊園の1地点のみで除染しました。
学校別放射線測定・対策実績
TPP交渉参加撤回を
 11月8日、共産党市議団と後援会は志木駅でTPP交渉への参加に反対する宣伝行動を行いました。

 「日本の医療制度は守ってほしいので参加には反対です。」「平等な社会がいいと思うので、格差ができるようになるTPPはよくないと思う。」などと話しながら以前より多くの人が署名に応じTPP問題を報じる赤旗を受け取っていました。
シリーズ 日本共産党市議団が果たした役割
(1)国民健康保険税の2年連続引き下げを実現
 新座市は08年度、後期高齢者医療制度の発足などを理由に、国民健康保険税を平均7・55%、一世帯平均1万2000円の値上げ案を提案しました。

 共産党市議団は「市民の家計が大変な中で値上げは行うべきではない。国民健康保険加入者の7割は所得200万円以下の低所得世帯であり、値下げこそ望んでいる。後期高齢者医療制度の発足で国民健康保険会計は負担が軽減される見通しである。」と反対しました。

 自民党は「値上げ案は市民の目線に立って低所得者に配慮したものになっている。」と賛成討論。公明党、刷新の会(民主系)は黙ったまま値上げに賛成しました。

引き下げ条例を提案

 翌年、08年度決算審議で国民健康保険会計は8億8000万円もの黒字であることが明らかになり、共産党市議団は「所得割を6・64%に引き下げ、一世帯平均1万円の引き下げになる」国民健康保険税引き下げの条例案を提案しました。

 これに対し自民党は「インフルエンザの流行など厳しい状況が待ち受け、今後の国保運営に支障をきたす。」刷新の会は「繰越金は制度改正によるものが多い。低所得者に配慮した値上げでやむをえない値上げだった。」と反対。公明党は黙って反対しました。国保税引き下げの修正案は否決されましたが、共産党市委員会は市民と力を合わせて国保税引き下げを求める署名に取り組みました。

 10年度、市長が一世帯平均6351円引き下げる条例案を提案し、共産党の修正案に反対した議員も全会派が賛成し、国保税引き下げが実現しました。さらに09年度国保会計決算審議でも約11億4000万円の黒字であることがわかり、一般質問でさらなる国保税引き下げを求め、11年度、全国でも数少ない2年連続での引き下げ(一世帯平均6256円)が実現しました。

 今年行われた、国保税を初めて引き下げた10年度国保会計決算審議でも、約12億円以上黒字であることが明らかになりました。市は黒字分から5億円を国保会計基金に積み立て、一般会計からの繰入金を1億円戻し、見かけ上黒字額が減ったようになっていますが、3年連続の引き下げが実現できるよう取り組む必要があります。
新座市国民健康保険会計決算の推移
新座野菜に囲まれ8000人集う
 秋晴れの下、11月 12・13日に市民まつりの一環として収穫祭と国際交流デー、新座発見ウォーキングが同時開催されました。

 音楽あり、食べ物あり、そして新鮮な新座野菜に囲まれ、8000人が集いました。収穫祭には411品が出品され、特別賞の知事賞は「特産にんじん」が鈴水佳幸氏(西堀)、「ほうれん草」が新井誠一氏(片山)に決まり、その他25の特別賞と33の優秀賞も決まり、授賞式は喜びにわきあふれました。

(記・小鹿市議)
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