新座小学校 紙には「ロープがはられた中にはいりません」の文字が。 |
日本共産党新座市議団は10月21日新座小学校を訪ね、高い放射線量の土壌を埋めた場所などを調査しました。
校長先生が「雨どいの下などが高い数値を示した。2ケ所に分けて土壌を埋めた」と説明し、現地を案内していただきました。環境対策課は「ビニールシートで包み地下に埋めた。その上に約50cm土を盛っている。」と説明しています。
なお、放射線防護学の第一人者ともいえる野口邦和氏(日本大学)は、「現在の放射線量はセシウム137とセシウム134だけで、セシウムは土壌に吸着し地下にはなかなか潜っていかない。地下水が汚染して井戸水に出てくる可能性はゼロ。汚染された土壌はビニールシートに包んで地下に埋めれば大丈夫。」と語っています。
各学校で20〜40地点を測定する詳細調査は10月24日現在で、陣屋、野寺、新堀、新座、東北、池田、栄、八石、石神、西堀の10小学校で終了しています。残る13校は急いで調査を進め、遅くても11月上旬には終了したいといっています。
また、同時に市内の公園などの測定も進めています。10か所の憩いの森、北野公園、野寺親水公園、畑中黒目川公園など61か所の公園などで308地点で測定しました。北野中央公園の0・189マイクロシーベルト毎時が一番高い数値で、基準値を超える場所はありませんでした。
日本共産党市議団は、小中学校、保育園、幼稚園などでの詳細調査を急ぐよう、また測定器を市民に貸し出すよう申し入れています。
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