日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2010.10.10  No.1385
日本共産党新座市委員会
来年度から小中学校の教室にエアコン設置を
共産党市議団、和光市を視察
 和光市は、市内小中学校の教室にエアコンを設置しています。小学校は2007年に、中学校は2008年に完了しました。

 日本共産党新座市議団は、10月1日午後、広沢小学校を視察調査しました。

 「あちこちの自治体からたくさん電話がかかってきましたよ。今年は本当に暑かったからね。『1教室あたりいくらかかるか』と聞かれても、それぞれ条件が違うからね。キュービクルを変えなければならない学校はその分高くなるし、構造上配管が長くなる教室も高くなりますからね。」と、和光市教育委員会の担当者は説明してくれました。

 広沢小学校の場合は、2004年に低学年の8教室に都市ガスを利用してのエアコンを購入して設置。費用は1教室あたり330万円でした。2007年には19教室にリース方式で設置。費用は1教室あたり237万9千円。10年契約でメンテナンス、工事費込みです。「10年契約と言っても、10年たったら撤去するというわけではなく、そのまま市がもらうことになりますから買うのと同じですよ。隣の第二中学校の場合は、翌年の2008年に18教室に10年リースで設置しましたが、1教室あたりの費用は212万7千円でした。競争しているから年々安くなるんじゃないですか。」と説明されました。

 教室の室内機は、天井の真中に梁がある場合は2ケ所に設置し、ない場合は1ケ所に設置していました。能力は同じで、最上階の教室が1番暑いので、やや強めのものを設置してあるそうです。室外機はまとめて屋上に設置してあり、夜間電力を利用して作った氷を利用して昼の電力量を減らすエコタイプのものが使われていました。

 新座市でも来年度から小中学校の教室にエアコンをぜひ設置したいと感じさせられた視察でした。

(記 笠原市議)
中小企業支援強化を求める国会内集会を開催
 全国中小業者団体連絡会の急激な円高・デフレヘの対応、中小企業支援強化を求める国会内集会が10月4日に開かれ、吉井英勝・高橋ちづ子両衆院議員、井上哲士参院議員、とともに出席しました。全中連の国分実代表幹事より請願書を受け取り「円高不況下での税金、社会保険料の差押え、所得税法第56条廃止、武富士経営破たん問題など、具体的な実態を国会に寄せていただき、それに基づく質問等で中小企業・零細業者を守るために奮闘していく」と連帯の挨拶をしました。

日本共産党参議院議員 大門みきし
義務教育は無償
「就学援助制度」さらに周知を
工藤薫議員
工藤かおる議員

 9月議会で工藤かおる市議は、「子育て世代の貧困』が問題となっている。教材費や給食費等を支給する就学援助制度をもっと周知するように」と一般質問しました。

 工藤市議は、「失業などはいつ起こるかわからない。(1)毎年全学年に「就学援助の案内チラシ」を配布して保護者に知らせるように。(2)憲法の「義務教育無償」の原則に基づく制度であることを、案内チラシに明記して、申請しやすいように。(3)添付書類などの文面が難しいので、簡潔にわかりやすい文面に。」と質問しました。

 教育長は「(1)就学援助の案内チラシを学年末に全学年に配布する。(2)教育の機会均等に基づく制度であると認識している。(3)文面は簡潔にする。」と答弁しました。

 工藤市議は「学校便りに制度を紹介したことを評価したい」としつつ、「まだまだ制度を知らない保護者もいる。文科省も今の経済状況から制度の周知を通知している。子どもたちが安心して学校生活を送れるよう制度活用をすすめてほしい」と要望しました。

〈就学援助制度とは〉
 憲法26条に基づき、学費の支払い等が経済的に困難な世帯に学用品、給食費などを銀行振り込みで支給する。新座市は生活保護基準の1・3倍が認定の目安。現在約千三百人の児童生徒が利用している。申請用紙は教育委員会ホームページからダウンロード可。
就学援助で支給される経費
大和田五丁目町会が優勝 市民体育祭
 10月3日(日)総合運動公園陸上競技場で市内町内会対抗の市民体育祭が開催され、8500人の市民が参加しました。

 今年の優勝は、大和田五丁目町会、2位は片山町会、3位は畑中町会でした。
経済波及効果は25倍
「住宅リフォーム助成制度」の宣伝を
小鹿伸衛議員
小鹿伸衛議員

 小鹿伸衛市議は9月議会で「市の施策の中で、最も経済波及効果の高い『住宅リフォーム助成制度』を広報などで市民にさらに周知し、予算の増額を」と一般質問しました。

 住宅リフォーム助成制度とは、市内登録業者で個人宅のリフォーム(50万円以上)を行った場合、5%分の補助を行う制度です。(限度額10万円)。

 小鹿市議は「長引く不況で市内業者の暮らしは深刻だ。住宅リフォーム助成を行えば、カーテンや内装、家具の取り替えにと、二重三重に波及が及ぶ」と議会で繰り返し「住宅リフォーム助成制度」の創設を提案。市長もその効果を認め、昨年7月から開始されました。

 昨年度、500万円の予算で約半分の241万円の実績でしたが、経済波及効果は21倍に及んでいます。

 市長は今年度、住宅リフォーム助成は5か月で昨年を上回る利用がある。PRは10月の広報を予定している。予算増も12月議会に考えています」と答弁。担当者も「広報に載せた5月には電話相談が大変多かった」と宣伝の大事さを裏付けています。

「住宅リフォーム助成制度」も申請件数と金額
11月6日(土)・7日(日) 日本共産党 赤旗まつり
赤旗まつり
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