栄・池田九条の会の集いに120名が参加 |
9月5日、栄・池田九条の会主催の「東京大空襲と戦争体験を語り継ぐつどい」が福祉の里でおこなわれ、会場いっぱいの百二十名が参加しました。
講師の早乙女勝元氏は、12歳で東京大空襲を体験。B29三百機が、母や子、老人を無差別に焼夷弾で殺傷しわずか一時間で約10万人が亡くなった大空襲の記録を後世に残し、国家賠償を求めています。
私は昭和19年当時中学生で、学校の授業は少なく毎日軍事訓練や食糧不足を補うためのサツマイモやトウモロコシ作り。東京大空襲の時は疎開先で命を救われましたが、家財道具のほとんどは両国駅の荷物集配所で灰にされました。疎開先は岐阜県の豪雪地域ですが、まともな冬支度もなく素足で手作りの高下駄で学校へ通った苦い経験もあります。
当時は私も軍国少年で予科練に憧れ、敗戦がもう少し遅かったら応募しているところでした。今は身体が少し不自由になってしまいましたが、憲法九条を守り平和な世界をつくるために訴え続けていきます。
(投稿・金元)
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