日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2010.8.1  No.1376
日本共産党新座市委員会
共産党が緊急要望書を提出 道路整備、学校改修を
交付税19億円増を市民のために
市長に要望書を提出する6名の新座市議団 2010.7.27
   市長に要望書を提出する6名の新座市議団 2010.7.27
 今年度の新座市の地方交付税が当初見込みより約19億円も多く交付される見通しであることから、市議団は7月27日、傷みのひどい市道や学校、保育園等の施設改修に取り組むよう緊急要望書を提出しました。(下記参照)

 市長は「市道は現地をすぐに確認する。学校や保育園、集会所の改修など現場の意見をよく聞き、3月に予算化できなかった所の要望をまとめるよう各課に指示している。6億〜8億円は活用したい」と答えました。
   市民生活向上のための緊急要望書

 新座市長 須田健治様
                2010年7月27日
                日本共産党新座市議会議員団
                      団長 朝賀英義

 日頃から市民生活向上のため、努力されていることに敬意を表します。地方交付税が当初見込みより増額交付されることが報道されました。市民生活向上のため、補正予算を組んで市民要望を実現していただきたく、要望書を提出いたします。

1、道路の整備・安全対策について

(1)次の市道の路面の傷みがひどいので補修工事を実施すること。

 ・市道12−10号線 野火止郵便局周辺
 ・市道41−22号線 野火止用水側道部分
 ・市道42−01号線 平林寺前交差点〜平林寺黒門部分
 ・市道51−15号線 堀之内1丁目2番地部分の全線
 ・市道51−29号線 けやきの家周辺部分
 ・市道64−05号線 しまむら付近〜野寺3丁目6番地部分
 ・市道64−54号線 栗原3丁目2番地内の雨水ます、汚水ます、
  仕切弁の周辺部分
 ・市道66−13号線 都県境〜浅間上児童遊園部分

(2)児童の安全のため、市道63−05号線栗原小学校前の歩道に
   ガードレールを設置すること。

2、教育施設・保育施設の整備について

(1)第5中学校のテニスコートのネットに穴があいているため、
   隣接する花壇や道路にボールが転がり出てしまいます。
   テニスコート前に住宅も建設中であり、地域住民からも
   修繕要望が出されています。修繕を行うこと。

(2)新座小学校の給食室の床の改修を実施すること。

(3)小・中学校の普通教室、特別教室以外の教室で利用している
   教室にも扇風機を設置すること。

(4)各小・中学校と各保育園から出されている施設の改修・整備
   要望について予算を増額し、できるだけ実現するよう努める
   こと。
離職した方は申請を
国保の所得が3割に算定されます
 失業して社保等から国民健康保険に移ると、国保税が前年度所得課税のため「高くて払えない」事態が生まれます。

 そこで、倒産や解雇など本人の意思と関係なく非自発的な理由で離職した場合、在職中の所得を100分の30に算定する軽減措置が取られています。軽減期間は失業から最長2年間。国保窓口に雇用保険受給者証等を持参して届出が必要です。新座市では23日現在304件の申請があるそうです。
世界平和への願い 21万羽の折り鶴にこめて
青年たちが核廃絶署名
 7月25日、北朝霞駅前ロータリーで、原水爆禁止2010年世界大会実行委員会は、核兵器廃絶の署名宣伝を行い、署名とともに核兵器廃絶の思いをこめて、折りヅルを折ってもらいました。

 「21万羽・折りヅルプロジェクト」は、広島と長崎の原爆で犠牲になった21万人の方々を忘れないために今年も全国で取り組まれています。 去年は21万を超える折りヅルが集まりました。

 宣伝には、6人の青年が参加。1時間で42筆の署名、17の折りヅルが集まりました。「ケツメイシ」や「サザンオールスターズ」の反戦歌を流しながら宣伝をすると、高校生から高齢者までたくさんの方が署名、鶴を折るために足を止めてくれました。

(記・小野市議)
よかったね
大和田ファミリープールが 30日オープン
 「大和田ファミリープールが使用中止の広報を見てびっくり」「連日の猛暑で子どもたちもがっかりしている」など市民から声が寄せられました。

 共産党市議団は23日、教育長に、「ファミリープールが利用できないのなら、小学校プールの開放など代替え策を講ずるように」と緊急要望書を提出しました。

 その後、市から、「プールは30日からオープンできる。広報に中止の報道をしてしまったので、至急、全町内会に回覧板を回して周知している」と報告がありました。

 ことの経緯は、「7月2日の試運転の時にプールの水位が下がり、漏水の疑いがあったので、調査と改修工事のために今季中止を打ち出した。しかし、その後の調査から漏水の事実はなく地盤も心配ないので使用開始することにした。シーズン終了後に徹底的な調査を行う」とのことです。
後期医療の根幹残す
厚労省「高齢者医療の新制度」の中間案
 高齢者医療の「新制度」の議論の中間まとめ案が厚労省から発表されました。民主党は「うばすて山」と批判された後期高齢者医療制度の廃止を先送りし、今回の「新制度」を2013年度に創設をめざすとしています。

 「新制度」は、約8割の高齢者を国民健康保険(国保)に加入、働く高齢者やサラリーマンの家族に扶養される高齢者は組合健保か協会けんぽ等の被用者保険に入ります。 これで前の制度に戻ったと思ったら大間違い。

 国保では現役世代と高齢者の財政は「別勘定」にします。75歳(または65歳)以上の高齢者は都道府県単位の財政運営。高齢者の医療給付費の一割を高齢者自身の保険料でまかなう方針です。

 高齢者医療の財政を「別勘定」にして一定割合を高齢者の負担にするのは後期高齢者医療制度と同じ仕組みです。今後、高齢者が増え、医療技術の進歩などで医療費が増えるにつれて際限なく保険料が上がります。保険料のアップか医療抑制かを高齢者に迫るものです。

 「後期医療の問題点の根幹は変えない」こんな「新制度」は許さない世論と運動を強めましょう。
 政府の高齢者医療制度改革会議の委員からは、「高齢者は国保の中で年齢区分されることになる。現在の後期高齢者の区分とどうかわるのか」(日本高齢・退職者団体連合の阿部保吉事務局長)と批判も出ています。
『いのちの山河 日本の青空 II 』新座市上映会のお知らせ
いのちの山河 ◆8月29日(日)

(1)午前10:30〜(2)午後2:00〜

◆新座市民会館 中ホール

 一般1200円(当日1500円)
 60歳以上、障がい者、学生1000円
 高校生以下800円(好評前売り中)
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