日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.8.10  No.1277
日本共産党新座市委員会
世界から核廃絶のうねりを
原水爆禁止世界大会・ひろしま始まる
原水爆禁止世界大会・ひろしま始まる
「青年の未来に核兵器はいらない」
「核兵器をなくそう 世界青年のつどい」埼玉県実行委員会のタペストリーを持って
 登壇する小野大輔議員ら =08.8.4 広島市
 「世界から核兵器廃絶のうねりをつくりだそう」原水爆禁止世界大会広島総会が、四日から広島市で開かれました。
 海外代表や日本全国から六千八百人が参加。参加者の多くは十代、二十代の青年たちで、ピースバッチや憲法九条のTシャツでアピール。熱心にメモをとる姿が目立ちました。
2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて運動を強めようと会場は熱気に包まれました。
行動する人たちに感動 世界大会に初参加しました
小野大輔市議
小野大輔市議

 原水爆禁止2008年世界大会・広島に埼玉原水協の一員として同世代の青年たちと参加しました。各界代表そして海外代表からスピーチを聞きました。

 「核兵器をなくしたい」と核廃絶署名集めなど行動している人間が自分たちだけでないんだということに感動を受けました。世界各国の人たちが平和を願い、行動を起こしていることを知りました。
 
 オーストラリアの緑の党上院議員スコット・ラドラムさんは、ウラン輸出を抑える活動をしています。アメリカの学生オデッタ・キングさんは、アメリカ人に原爆の恐ろしさを知ってもらうための活動を始めました。本当に多くのいろんな立場の人が、世界の平和のために多面的な活動をしています。

 2010年のNPT再検討会議は核廃絶への展望を切り開く重要な機会です。大会を通して、核兵器廃絶は、夢や理想ではなく、現実に起こせることなんだという実感を感じています。これからもひとつひとつ、小さなことから世界平和、核廃絶のためにできることをしていこうと思います。

〈記・小野大輔市議〉

最後の瞬間まで人として生きる
桜井はる子

 胃ろう処置をおこなっている方を自宅で介護している家族から『緊急の場合の対応を』と相談を受けたことがあります。

 「人は最後を迎える瞬間まで、人として生きる権利があることを忘れないでほしい」と訴えられました。

 7月29日、政府への要請行動の中で、「厚生労働省は2011年度末までに療養病床を全廃するとの方針を出しているが、見直しを」と強く要望しました。

 ある病院長さんが、「療養病床72床を全廃するなど、そんなことは医師としても人間としてもとてもできることではない」と言われたことも紹介。最後まで人間らしくを奪う社会保障費の毎年2200億円削減が諸悪の根源です。必ず撤回を!

(衆院埼玉4区予定候補・桜井はる子)

平和願って折鶴を折ってね!
原爆写真展 市役所ロビーにて
原爆写真展

 新座市原水爆禁止協議会は恒例の原爆写真展を市役所一階ロビーで開催。灼熱で焼かれた原爆被爆者の記録写真を公開しています。8月15日金曜日まで。お子さんお孫さんとご一緒にぜひご覧下さい。折鶴もどうぞ。

「障がい者と家族の不安にこたえよ」
市「新体系移行をよく協議したい」
石島陽子市議
石島陽子市議

 障がい者支援の施策はこれまで、身体、知的、精神障がい者がそれぞれ異なる法律に基づいて提供されていましたが、「自立支援法」によって共通の制度のもとで支援する体系がつくられました。
 
 石島陽子議員は6月議会で「新体制移行について市がどのように検討しているか」質問しました。

 「地域デイケア施設けやきの家は『生活介護事業所』として別の場所に新設する方針を市長は明らかにしている。他の施設が新体制に移行する場合、現状の施設がそのまま使えるのか、基準に合わず増改修する場合、市はどこまで支援してくれるのか等、関係者は心配している」と質問しました。

 市長は、「平成23年度まで他の施設も新体制に移行しなければならないと思うので、各々の団体がどういう体系に移行するのか、どういう支援が必要かは今後協議させていただきたい」と答弁しました。

 福祉健康部長も、「各団体から新体系の考え方を出していただく。どの体系を選択するかによって、相談室の設置など施設の規模や職員配置が決まってくるので、それを優先的に決めた中で、今の施設で運営できるのか増改築が必要かを協議させていただく」と答弁しました。

保険料、医療費アップに悲鳴
その1 後期高齢者医療保険による保険料アップ

 7月に入って夫の後期高齢者医療保険の保険料と私(75歳未満)だけの国民健康保険税の支払い通知が届きました。

 昨年の2人とも国保だった時の保険料とくらべ、1万3330円上がっていました。来年は私も後期高齢者になり、保険料は最低でも均等割4万2530円になります。さらに2万4830円上がることになります。黙って我慢して支払えというのでしょうか。
その1 後期高齢者医療保険による保険料アップ
その2 福祉タクシーも ガソリン代を上乗せ

夫は透析を月に13回も受けています。福祉タクシーを利用していますが、最近のガソリン値上げでタクシー会社もたまらず片道350円を上乗せしてきました(病院まで6キロあります)。

 往復で700円の増加で1ヶ月13回ですから1ヶ月9100円の出費増です。
その2 福祉タクシーも ガソリン代を上乗せ
その3 下に重い介護保険料

 介護保険料の通知も届きました。夫の介護保険料とくらべてみて、あまり差がないのに驚きました。年金額は3倍以上も違うのに。

 夫は第6段階ですが、この段階では所得が200万円から700万円までの人は同額の保険料となっています。

 私の10倍の収入の人も保険料は1・5倍で済むのです。 厚労省はどうして収入の多い人を優遇し、低い人をいじめたがるのでしょうか。マスゾエさん、答えてください。
その3 下に重い介護保険料
(投稿 A子)
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