日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2008.6.1  No.1267
日本共産党新座市委員会
後期高齢者医療 保険料引き下げを 健診費は無料に
埼玉県社会保障推進協議会が自治体要請キャラバンおこなう
自治体キャラバン
後期高齢者医療制度への要望が集中した自治体キャラバン 08・5・22
 5月22日、埼玉県社会保険推進協議会の自治体要請キャラバンが新座市の福祉関係課長と懇談をおこないました。

 初めに担当課長が、介護保険の地域包括支援センターの整備状況、国保税滞納者への生活支援、障がい者や子育て支援、生活保護の窓口改善などについて答えました。

 懇談では国民の怒りが高まっている後期高齢者医療制度について質問や意見が集中しました。

 高齢者福祉課長は、「新座市の75歳以上の方は9713人。制度についてこれまで11回の出前講座と説明会(公民館など)をおこなった。主治医制度は正式な通知がないので答えられなかった。制度がよく分からないと市民からの声がある。保険料は国保は年間1万4百円だが後期高齢者医療保険料は最低でも1万2750円になる。所得の低い方への減免要綱ができた。高齢者健診の自己負担は一割程度の千円にした。」等と述べました。

ペラペラの保険証改善を 健診費は無料に

 これに対して年金者組合の森書記長は、「17月にならないと保険料が分からないという不安の声がある。2保険証が届いたがペラペラの薄さ。扱いが薄っぺらいと感じる。直してもらいたい。3高齢者の健康診断の自己負担が千円だ。今までは65歳以上は無料で受けられた。近隣の朝霞市、和光市は無料だと聞いている。4同時に人間ドックの補助や保養施設の宿泊費補助三千円もなくなるなど75歳以上の方の補助が次々無くなる。存続してほしい。565歳からの障害者は強制加入か」と意見を述べました。
 
 これに対して市は「1電話で保険料額はお教えする。2保険証の色、文字、厚みの改善を広域連合に伝えた。34市が補助すると保険料が上がる。5国保に残るか否か、選択できるよう保険料を通知した結果、障害者のうち、百四二人が残り、三一二人が後期の方に移った。」と答えました。

東京都のように 保険料の軽減を

 参加者から「東京都は広域連合に百二十五億円の助成をして保険料を下げている。須田市長(広域連合長)は上田知事に要請し高齢者の負担軽減をしてほしい」と強く求める意見があり拍手がおこりました。懇談には共産党市議も参加しました。
健康診断への助成など
子どももお年寄りも笑顔ですごせる社会を
桜井はる子

 市民の皆さんの反応がとっても温かい!

 ミャンマー、四川省の被災者の方たちへの支援募金への協力もお願いしていたこともあってか、小野市議や青年たちの訴えに手を振る青年たち、親子連れ、お年寄りの姿。25日、志木駅で宣伝しました。

 「財界、アメリカ言いなりの税金の集め方、使い方をやめさせ、子どもからお年寄りまで笑顔ですごせる社会を日本共産党とごいっしょにつくりましょう」と訴えながら、この願いを現実のものに!との思いがいっそう強くなりました。

(桜井はる子・党衆院埼玉4区国政対策委員長)

新たな障害者施設の建設を市長が約束
障害者を守る会が総会
 5月25日、「NPO法人新座市障害者を守る会」の第5回総会が開かれ、石島陽子厚生常任委員長も参加しました。

 総会の冒頭、心身障がい者デイケア施設「けやきの家」を障害者自立支援法に規定されている生活介護事業所としての新設を望む要望書と署名約1万5430筆が会の代表から市長に手渡されました。

 「けやきの家」は定員19名ですが、利用希望者が多く、現在29名の障がい者が通っています。車いす利用や医療的ケアの必要な重度障がいの方も多く、狭くなった施設の改善は待ったなしの状態です。

 机に積み上げられた署名を前に市長は、「定員オーバーは承知しており、早く改善してほしいという要望は理解している。定員を増やして自立支援法に規定された体系に移行していくには、今の施設では無理で、相当な大きさの土地や運営費、建設費等が必要になるが、しっかり対応しなければならないと考え、場所も検討している。土地を決め、建物を建て、新体系に移行していきたい。要望にそった対応をさせていただくことをお約束させていただく」と挨拶。要望実現に向けて前進することを明らかにしました。

 石島市議も議会は皆様の要望実現に理解と協力を借しまないと思うと挨拶しました。
声をあげれば変えられる
青年キャラバン隊が宣伝
青年キャラバン隊が宣伝
デッキから訴える青年たち 小野議員ら
 5月25日、総選挙勝利をめざす日本共産党の青年キャラバンカーが北朝霞駅、志木駅を訪れました。たくさんの青年が集まり、リレートークで自分の思いを語り、学費の負担軽減や雇用の安定化を求める署名を集めました。

 朝霞市のT君は首都圈青年ユニオンが残業代の未払いを支払わせたことをあげ、「声を上ければ変えられるんだ」と熱く語りました。

 小野大輔市議も青年が自分らしく夢を実現できる社会にと訴えました。

 桜井はる子埼玉4区予定候補も応援に駆けつけました。
アスベスト訴訟の全面勝利を
埼玉土建新座支部が大会
 埼玉土建新座支部の第38回定期大会が5月25日に聞かれました。

 建設工事の減少とダンピングの中、賃金単価の引き上げ、仲間の仕事確保等に力を合わせてきた埼玉土建新座支部は3年連続組合員を増やす勢いの中で大会を迎えました。アスベスト訴訟の勝利や政治革新をめざし、午後からは7分科会に分かれて活発な議論が交わされました。

共産党市議団も参加して連帯の挨拶をしました。
ミャンマー、四川省へ 救援募金を実施
ミャンマー、四川省へ 救援募金を実施
 5月21日、日本共産党市議団と後援会は志木駅南口でミャンマーサイクロン被害と中国四川省大地震被害への救援募金を行いました。多くの方が足を止めて5万1970円の暖かい市民の募金が集まりました。中にはお財布を逆さにして小銭を全部募金してくださる方、小中学生が大切そうに募金する姿も見られました。

 集まった募金は責任を持ってミャンマーと四川省の被災者にお送りします。ありがとうございました。
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