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小児救急医療体制の充実のため |
医師会に申し入れて改善を図れ |
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全国的に小児科医不足が社会問題になる中、保坂議員は12月議会の一般質問で、小児救急2次医療体制の充実を求めました。
「新座市、志木市、朝霞市、和光市4市の朝霞地区の小児救急2次医療体制では、金曜日の夜間は実施されていない。市は医師会などと話し合って、改善に努力するべき。
また市民が多く利用する、清瀬小児医療センターの移転が問題になっているが、移転しないよう申し入れよ。」と質問しました。
要求した資料では4月から11月までの8ヵ月間の当番日数は、290日ありますが、小児救急医療が実施されたのは、216日で74日は実施されていません。(表1)
また4市の中でも、志木市立救急市民病院での実施が120日と半数以上になっており、西武線沿線の市民は志木市や、朝霞市、和光市の離れた病院に行くか、清瀬小児医療センターなど都内の病院に依拠していることがわかりました。(表2)
市長は、「国全体の医師不足が問題だ。志木市の市立病院は、小児科に力を入れているようだが、医師会との話し合いや、清瀬小児医療センターにも申し入れをしてみたい。」と答弁しました。
子育て中の親にとっては、夜中に熱が出てひきつける、喘息で発作が起きるなど突発時に、小児救急がなく、たらい回しにされるのは不安で切ないものです。
朝霞地区小児救急医療体制の一層の充実は欠かせません。そのためにも、国の医療政策の転換が求められています。 |
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