日本共産党新座市議会議員団
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にいざ民報

2004.7.11  No.1072
日本共産党新座市委員会
いま核兵器の廃絶を
国民平和大行進がスタート
国民平和大行進
核兵器のない世界を!自衛隊のイラク撤退を 新座市原水協のデモ 04.7.4
 7月4日、三軒屋公園で原水爆禁止国民平和大行進の埼玉県出発集会がおこなわれ、埼玉土建組合など約百十名が参加。日本共産党市議団6名も参加しました。

 アメリカはイラク攻撃で劣化ウラン弾を使用し、多くの市民や子ども達がガンや白血病で苦しんでおり、核兵器廃絶は緊急課題です。

 各団体が決意表明をおこない、志木駅までデモ行進。その後、サティー前で広島・長崎の被爆写真や、劣化ウラン弾によるイラクの子ども達の写真等を展示しながら『被爆60周年・いま核兵器廃絶を』の国際署名に取組みました。暑い中でしたが、小学生から年配者まで百六十筆の署名が集まりました。
危険な排水溝のフタかけを
 「側溝にふたがないために、犬の糞やタバコ、ゴミが捨てられて困っています。子どもが自転車に乗っている時なども危なくて困ります(市民アンケートの声・石神三丁目)

 笠原進議員は、6月議会でこの住民の声を紹介し、「石神三丁目には公道なのにふたかけされないまま放置されている排水溝がかなり残されている。早急に改善すべき」と提案しました。

 市長は「ふたかけされないまま残されている排水溝は市内では少ない。石神三丁目の排水溝は早急な整備が必要だと思う。来年度予算の中で検討したい。」と答えました。

 担当部長は「現地の排水溝の幅は18cmで以前の規格。現在はこうした狭い排水溝のふたは作られていないので困っている。排水溝の工事をすると住宅のフェンスが倒れ、補償費の方が高くなるのではないかと心配している。住宅の様子を見ながら計画的に改善していきたい。住民への説明もしたい。」と答えました。
あたご地域の汚水管整備を
「平成18年度まで接続」と答弁
 小鹿伸衛議員は6月議会で「あたご地域の汚水管整備の遅れ」を質しました。

 市の『公共下水道10ヶ年整備計画』では、H16年度中に「集中処理場」に投入している汚水を市の汚水管に接続して、「集中処理場」を廃止する計画でしたが、あたご三丁目については二百十世帯が接続しますが、百八十世帯が取り残されることがわかりました。

 小鹿議員は「計画どおり工事が行われないと、処理施設の維持管理費の間題や、施設の老朽化に伴う臭いの間題が解決されない。どう対応するのか」と追及。

 市長は「細い管は国庫補助がつかず、一般財源で管の埋設接続をしなければならず、財源不足から当初予算措置はできなかったが、補正予算を組む。来年当初では当然予算化します。」と答弁しました。

 さらに小鹿議員は「あたご三丁目13番地はH19年度に接続予定だが、同じ町内会が3年も遅れるのはどうかと思う。早められないか」と再質間。

 市長は「西武不動(株)と話し合い、H18年3月まで維持管理費の住民負担は現在のままで処理することになった。13番地域の方々の接続については同じ町内ですからできるだけ早く実施したい」と答弁。H18年度まで、一年前倒しで整備する考えを示しました。
新座市長選挙について
 新座市長選挙は無投票で須田健治氏の4選が決まりました。しかし須田市政は国の言うままに県下一早く「行政リストラ本部」を設置し、保育料値上げ、学校給食の民間委託、保険証取り上げなど市民に痛みを強いる市政を推進し、4市合併の旗振り役になるなど多くの問題点があり、市民からは市政の転換を求める多くの声が寄せられました。

 小泉内閣が地方財源を削減し、教育、福祉の切り捨てを進める中、市民の暮らし・営業を応援する市政がこれ程望まれる時はありません。

 日本共産党は、市民本位の市政に変えるために「明るい会」の皆さんと候補者擁立に渾身の努力を重ねてきましたが、残念ながら擁立に至りませんでした。今後とも「市民が主人公」の市政に転換するため全力で奮闘する決意です。

2004年7月5日
日本共産党新座市委員会
日本共産党新座市議団
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