|
新座市も少人数学級を |
文部科学省が「少人数学級促進」へ国庫負担 |
|
文部科学省は「来年度から少人数学級の場合の教員給与を国庫補助対象とする」方針をうち出しました。
工藤議員は12月議会で「新座市も少人数学級の実施を」と質間しました。
教育長は「現在、教科指導の補助として加配教員が小学校20名、中学校9名、県から来ている。今回の文部科学省の方針は、この加配教員を少人数学級のために使うか、教科指導や習熟クラスのために使うかが自治体に問われている。」と答弁しましたが、まるで少人数編成にする気はなく、能力別(習熟度別)クラスの方向を目指している考えを示しました。
工藤議員は「志木市の25人学級は保護者、教員の7〜8割が良かったとの調査結果がでている。副担任は市の単独事業で毎年七千万円もの予算が使われている。少人数学級との長短を費用面もいれて比較検討してはどうか」と質問しました。幼稚園の年長組の人数の「平均29人」であることもわかり、一年生に上がって急に38人学級になるより、少人数の方が早く集団に慣れ、教師の言葉かけも多くでき、生活習慣も身につくのではないでしょうか。
しかし教育長は学級規模と学力は関係ないとの持論を持ちだし、父母や教職員が切望する少人数学級には相変わらず否定的でした。 |
|