国は「一クラスを40人に、1人当たりの面積は1・65平米以上に」としていますが、新座市では、大和田小(2クラスで179人)、野寺小(94人)、片山小(78人)、石神小(81人)など大規模校が多く、面積基準を満たしているのは22クラス中6クラスしかありません。多くが狭い教室に多人数が入所しています(表参照)
新座市子ども・子育て支援事業計画(平成27年2月作成)では、平成31年までの5年間で国の基準を満たすため、当時の21クラスを46クラスに増やす(25クラス増)新増設計画を立てましたが、実際はこの2年間で東北小と新堀小の2クラスしか増設されていません。
笠原議員は、「平成28年3月に作成した『後期基本計画』でも平成31年度末までに6施設しか新増設が計画されていない。46クラスの目標に大きく足りないではないか。改善すべきだ」と強く迫りました。
福祉部長は、「当時の21施設で36クラスの設置を考えている。新増設の6施設で10クラス設置を検討している」と答弁しましたが、笠原議員の「それでは面積基準が達成できないのではないか」との追求に答弁できず、再三、本会議が中断・休憩の後、「今後、検討していく」となりました。
|