小池晃参院議員は3月4日の予算委員会で、「ワタミグループは、13都道府県の店で最低賃金と同額でアルバイト募集をしている。体力の充分ある企業グループで最賃ギリギリなんてダメだと言うべきだ」と首相に迫りました。(時給は、青森店665円、埼玉店756円、大阪店819円など)
ワタミの内部留保は327億円。小池氏は、内部留保の活用とともに、最低賃金の引上げが内需の活発化に最も効果があり、企業の経済活動にもプラスになると主張。
ところが、小池氏が質問を始めると席を立った渡辺美樹氏は、「最低賃金でない職種の募集もしている。職業選択の自由」と、その後フェイスブックで開き直っています。
正規雇用になれず、何とかアルバイトの職でもと応募してくる人たちの足元を見て、最賃で働かせていることに、経営者として政治家として痛みを感じないのでしょうか。
(3月10日、しんぶん赤旗)
|