笠原すすむ議員 |
笠原進議員は3月5日、来年度の市長施政方針について次の4項目を質しました。
「都市高速鉄道12号線の延伸について、市長は『新駅を核とする新たな都市拠点の整備を想定したまちづくり構想をより具体化する』としている。従来は清瀬市や所沢市と力を合わせ、新座市内に二駅、清瀬市に一駅、JR東所沢駅に接続をめざしてきたが、昨秋突然、新座市内に一駅だけでもと変えた。他市との協力関係はどうするのか。12号線は都営だが、都知事は埼玉県へは延伸しないと言っている。東京都や埼玉県の見解はどうか。市民ヘの情報提供も少ない。もっと提供すべきだ」と質しました。
市長は「理想は東所沢駅までの延伸だがそれは困難だからまず一駅と考えている。国のヒアリングでは鉄道は接続されなければ意味がないと言われ、上田知事は一駅だけでも実現させたいと言ってくれた。馬場の新駅周辺は土地区画整理事業のまちづくり構想を具体化し、水族館(民間)や大学誘致の構想を示して、平成27年の交通政策審議会答申に向けてアピールしたい」と答えました。
「エコシティー新座の実現と言うが具体性が乏しく太陽光発電助成も現在の上限5万円を10万円に拡大しただけで、朝霞市の25万円と比べても貧弱。もっと思い切った政策が必要」と強調。市長は「自分でも少し弱いと思うが財政のこともあり拡大については今後検討したい」と答えました。
「ふるさと新座館内に設置される農産物直売センターのテナント料は、市内の農家が市民に地元野菜を販売するのだから、現在と同様に無料に」と提案。市長は「なるべく低価格と考えていたが、無料の提案なので検討したい」と答弁しました。
「市内のスポーツ施設について平成25年度からの指定管理者の導入」との施政方針に対しては、「指定管理者制度はそこで働く人が低賃金で非正規の不安定雇用となる。どうしても導入する時は体育協会を指名するべきだ」と質しました。
市長は「体育協会の指名を考えている」と答えました。
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