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「ホテルコストの影響考えよ」
「払うための納税相談、敷居が高い」
「ひとり暮らし老人昼食会まで公民館有料化おかしい」 |
社会保障推進協議会の自治体キャラバンで市に要請 |
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24日、恒例の埼玉県社会保障推進協議会の自治体要請キャラバンがおこなわれ、新座市では10時から話し合いがもたれました。
はじめに要請項目に対して各課長から次のような回答がありました。
介護保険関係では「介護保険法の見直しは詳細はつかめないが高齢者施策はこれまで以上に進めていく。」国保では「収納率が85%と41市中32位と低い。滞納者と接点をもち納税相談するため資格証明書を発行している。(3月で203件)」障害者関係では「障害者施策の推進協議会を設置し、22年までの障害者計画を策定していく」子育て関係では「次世代育成計画を策定して一年になる。数量目標は達成したい。子育ての悩み不安に応えるべく地域子育て支援センターをつどいの広場も含めて4箇所オープンした。」生活保護では「申請が多く、今年3月で890世帯、保護率0・88%は県内でも高い。高齢者世帯の長期化が続いている」などでした。
参加者から●「母が老健施設に入っている。10月からのホテルコストの影響を真剣に考えてほしい。」●「ディケアの送迎しているが、要支援介護1の人もディケアを利用すると明らかに状態がよくなっている。この人たちが今度の法改正で締め出され家に閉じこもる可能性がある。利用者の立場でぜひ国に意見を言ってほしい。」●「中小業者は所得が減り、国保が払えない。市役所は敷居が高く、行くと払えと言われるだけだから行けないという声がある。状況がわからないで資格証明書を出しているなら改善してもらいたい。」●「今回公民館が有料化された。社協で月一回ひとり暮らし老人を招いた食事会をやっているが、ボランティアで食材を持ち寄ってやっているのまで使用料をとるのはひどいと思う。」●「新座市は基本健康診査やがん検診を有料化した。厚労省が先日、医療費抑制には健診強化をと強調しているのと矛盾しないか。私たちは12日、北原集会所で街角健康チェックをおこない、20人の尿チェックをしたら4人から糖が検出し3人は自覚していなかった。健診は大切だ。」など地域での実践に基づいた発言も相次ぎ、活発な話し合いとなりました。 |
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