|
(2)大型公共事業の見直しが必要 |
|
新座駅北口土地区画整理事業は08年度からスタートし、2021年完成予定。総事業費は1 0 5億円を予定しています。新座駅南口の区画整理事業が終わらないうちに着手しました。
須田市政はさらに今年から「市街化調整区域を見直す」として大和田2、3丁目地区に企業誘致のための区画整理事業を立ち上げようとしています。総事業費80億〜85億円で、地権者の合意が得られたら8年ほどで完了させるとしています。
また、今年9月「地下鉄12号線延伸実現に向けたまちづくり構想(イメージ案)」が突然発表されました。練馬区の大泉学園町駅から、地下鉄を約2.7km延伸し、馬場地区に(仮称)新座南部駅を設置するとしています。延伸実現のために新座南部駅付近に、水族館と文化芸術ホールを建設し、大学を誘致するとしています。地下鉄の建設費は347億円(113億円/km)と試算。周辺整備にどれだけ巨額な税金が投入されるのかわかりません。 10月23日に市は「地下鉄12号線延伸促進期成同盟会」を設立し、保守、公明、民主系の各市議が参加。保守、民主党市議は議会でも推進の立場で意見を述べています。
区画整理事業も、地下鉄延伸も、このような大型公共事業の情報は、ほとんどの市民に知られていません。
共産党は「まちづくりは財政も含め、市民へすべての情報を公開し、住民合意で進めるべき」と主張しています。不況で市民の生活がきびしい時、不要不急な大型事業は見直すべきです。 |
|